放浪記を2017回演じ、ドラマでは母親役で日本のお母さんと言われ親しまれた森光子さんが亡くなりました。12月7日に開かれた会では2300人が参列しお別れを惜しんだ様子。森光子さんを象徴する花言葉・感謝のダリアや愛のバラで埋めた祭壇には、愛した着物が飾られていたと報道がされていました。一方、12月5日に十八代中村勘三郎さんが57歳という若さで亡くなりました。6月1日に食道癌を宣告され、早期であるから大丈夫とニュースは流れていました。しかし、187日に亘る闘病の末、癌で亡くなったとの訃報に接し、私も癌で悩み苦しんでいる一人として心を痛める思いです。
7日のフジテレビの2時間番組、「さようなら勘三郎さん最期の日々」で、癌の手術の三日前に胸の内を語った様子が流れました。その中で「やりたいことが僕にはまだまだ沢山ある」と悲痛な胸の内を語る表情に、胸を打たれ涙する一時でした。また、父を看取った息子二人の京都南座で襲名口上の様子を見て、改めて勘三郎さんの偉大さを知ることができました。「三つ子の魂、百までも」と言われるように、二歳ぐらいから始める厳しい英才教育の大切さ、小さい頃に覚えたことや習ったことは生涯忘れないものであることを改めて知る思いです。勘三郎さんの座右の銘は「形があるから形破りであり、形がないものは形無しである」と表現され、歌舞伎の世界で、舞台に新作の古典を組み入れタップダンスをしたように、気位の高い日本の伝統イメージの強かった歌舞伎をおもしろおかしく身近な芸能という側面を引き出した先駆者であり、挑戦的で前向きな生き方に大変共鳴する思いです。まだまだ歌舞伎の世界で活躍していただきたい一人でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。
癌を患った当事者として、家族の心の痛みは幾何(いくばく)であるかを知る思いです。

| 2012年12月14日 金曜日 | 経営 |

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