国際化が進むことにより産業の転換期を迎えております。ホール業界においても一層二極化が進むものと思われます。景気の良い時は雨後の竹の子のように会社が立ち上がったものですが、不景気と共に衰退に入り、廃業に追い込まれる会社が多く見受けられます。私が事業を立ち上げた50年前は、物さえあれば売れた時代です。当時は金も人もなく寝る時間を惜しんで働いたものでした。そしてそれが当然と思う時代でした。将来このような会社にしようと考えて仕事をする余裕すらなく、一日一日を家内共々、子供の寝顔を見ながら働いたものです。仕事も順調で売上も上がり、社員の採用も積極的に進めたものの、一方で人の出入りも激しいものでした。しかし、人についての苦労をすることで将来のビジョンを語ることが必要であることを知りました。金儲けだけを考えていては、社員の定着率も低いのです。人は金だけの為の仕事で、生きる喜びがなければ長く続きません。定着率を上げるには、如何にあるべきかを考える事でその状況が改善され、お陰様で今では、社員も共に成長して頑張っており、このことを考える機会を得たことに感謝する思いです。しかし、バブルが弾けたリーマンショック以後、ホール業界においても大変厳しい時代を迎えております。このような時代こそ、今一度原点に戻り、お客様が何を求め、何をしたら喜んでいただくことが出来るかを、考えることが大切な時代ではないでしょうか。例えば、幹部やリーダーの皆さんについても、仕事を終え帰宅し一人になった時に会社のことやお客様のことを考える人こそがリーダーの資質を持っていると言えるのではないかと思います。ビジョンとは理想であり、夢であり、社長と社員を繋ぐ一本の糸のようなものです。社長の個人的な理想や夢ではなく、会社の発展と共に社員の幸福があるのであり、このことが夢を実現する基本であると自覚していただきたい。

| 2012年12月 3日 月曜日 | 経営 |

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