この世に生を受け74年、14歳で父親を亡くし15歳で我が故郷を後にして上京する際、母親に「世の為、人の為になれ」と言われた言葉は、母親ゆえに大きな影響を受けた一言でもありました。
私が癌の治療でご心配いただく先生の言葉「自他至福」についてお話を聞きました。辞書に目を通しますと「自分も他人もこの上もない幸福」と書かれております。しかし、先生は自分のことより相手の幸福を優先する考え方が大切ではないかとの話に大変共鳴する思いでした。
例えば、子供の頃は親からしてもらうことばかりです。赤ちゃんの時はお母さんに抱かれ、おっぱいを貰い、少し大きくなればお小遣いを貰い、小学生になればランドセルを買って貰い、中学高校と成長します。大人になり、会社に勤め月給を貰って、お母さんやお父さんに初めて贈り物をするようになり、受ける側から与える側にまわるのです。人間に真の幸せとは受けることではなく、仕事においてもお客様にお役に立ち会社に貢献する人財になるなど、与えることにあり、このことが結局晩年の幸福をもたらすなではないでしょうか。戦後の日本の教育では、ある意味市民の権利とは要求することだと教わってきました。相手が国家であろうと親であろうと、貰うのがあたり前で、与えるのは損だと考えるようになってしまったのではないでしょうか。間違った発想が続けば、いつになっても育てるという大人の側にまわることは出来ません。人間は、人と人との間というその文字が示すとおり、人の間で生きていくものです。人の力を借りることで成長していくのです。人に嫌われ相手にされなければ価値ある人生を歩むことは出来ません。人としての成功は沢山の人に信頼されることで繁栄の道を歩んでいくことにあるのです。

| 2012年8月24日 金曜日 | 経営 |

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