先般、アサヒビールの元副会長の中條高徳さんにお目にかかる機会を得ました。3時間に亘りお話と食事を頂きながら、素晴らしい人柄に触れ日本人として今何が必要か思い知らされた一時でした。中條さんは元陸軍士官学校出身で、今年5月には84歳になられるとのことでした。靖国神社の遺族会の会長をされ、毎日神社にお参りを欠かしたことがなく、競歩、逆立ち、ラジオ体操、腕立て伏せ50回のメニューをこなしている等、健康には自信があったそうです。昨年の10月に心筋梗塞を患いましたが、医学の進歩であるカテーテルのお陰で、今日皆さんの前でお話できることに感謝する思いとのこと、そして日本人として如何にあるべきかのお話を頂きました。
戦前の日本人は修身教育をしっかり学び、国の為に役に立つ人間でありたい、我が身を捨てる思いで私は3度死にましたと話されておりました。一度は戦争により国の為に、二度目はアサヒビールが危機的な状態に陥った時、三度目は昨年の秋、心筋梗塞で死に直面した時とのことでした。日本人に必要なのは忠誠心です。理想を失った民族は亡びるのです。その為には国の歴史を忘れた民族であってはいけませんし、すべて物で価値を決めるようでもいけないのです。そして人間学を学ぶことです。今の若い人達は自分の都合のいい要領学を学んでいるようです。渋沢栄一が「右手にソロバン左手に論語」と言いましたが、指揮官は決断力を養うために孔子の思想や兵法を学ぶことが必要です。
会社においても、希望や理想を語ることができない企業はいずれ亡びていくのです。その為には社員の皆さんは「昨年より今年、先月より今月は」と考え、行動に移し進化しなければ社会は必要としなくなるのです。価値観の共有の大切さを改めて感じます。

| 2011年2月21日 月曜日 | 経営 |

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