新年明けましておめでとうございます。
今年は辰年です。辰年とは陽気が動き、草木が伸長する状態を表していると言われます。今年は日本人として国や社会のお役に立つには「人の力」が物をいう年になると思います。目の前の現実をみて駄目だと思わず前向きに誇りをもって歩み続ける努力が必要と思います。今年は愛和食品というブランドを一層高める年にしたいと思います。それには社員皆さんの価値観の共有が大切と感じます。営業配送スタッフ一人ひとりが定義された価値を提供するために工夫と努力を積み上げていくことで、やがて他社と差別化する原動力になっていくと思います。自然には、天気の良い日、雨の日、風の日、雪の日もあります。同様に我々も苦しい時を如何に耐えて、地についた人生を歩むことが出来るかが大きな課題でもあります。「天には星、地には花、人には愛」があるのです。私の人生の出発は、金もない、人もいない、物もない、ないない尽くめの人生でしたが、家内と共に一日一日を大切に無我夢中で歩んで来ました。今では社長を始め役員幹部中心に社員一丸となり頑張っていただいております。これからの厳しい時代を生き残り勝ち残って行くには、全社員が事業者意識を持ち、自らの人生を切り拓いていただきたいと思っています。
私の半世紀は、根であり幹を作って参りました。これからは社員一丸となり幹を一層大きな大木にし、素晴らしい枝をつけ、緑豊かな葉を茂らせ、花を咲かせていただきたいと思います。私も一層健康に気をつけ皆さんを見守って参ります。今年も皆さんと一緒に頑張って参りましょう。
今年は国難とも言うべき大変厳しい一年でございました。この厳しさを如何に捉え、これからの人生を価値あるものとして過していけるかは、一人ひとりの心掛け次第で大きく変わると理解していただきたい。忘れてならないのは、危機感を持ち、今何をすべきかを考え行動を変革し実践してみることです。当り前のことができていない会社は発展することもありませんが、社員の幸せもありません。
東北三陸の皆さんは、地震や津波に見舞われ家族や家を失い、福島原発に近い地域の住民の方々においては、長く住み慣れた家に戻ることも出来ずにいます。「なぜ私がこのような不幸に遭わなければいけなかったか」と悩む毎日のことと思います。年配の方達の自殺者が増えているという報道がされています。私達は恵まれた環境に身を置いていると意識し、自らを駆り立てる努力が必要ではないでしょうか。東北の皆さんの苦しみをしっかり受け止め、社会に貢献する企業を目指して参りましょう。幸せな人生を送るためには、与えられた仕事に一生懸命取り組むのは勿論ですが、一歩踏み出し自分が経営者であり役員幹部ならばどうするかを考え仕事に取り組んでいただきたい。「お客様のお役に立つことは何か」を常に意識し努力を惜しまないでください。経営者にとって社員は自分を映す鏡であり、部下は上司を鏡として行動するものとして意識し自分を磨いて器を拡げてください。自らを磨きビジネスマンとして評価を高めることで多くのお客様から信頼をいただけるのです。
今年は大変厳しい年でしたが、皆さんの活躍によりお客様から評価をいただくことができました。
来年は一層健康に心掛け、ご家族皆さんの幸せを心から祈念申し上げます。
日本経済も大きな転換期に差し掛かっております。企業間の格差も一層激しく、正に下りのエスカレーターを一生懸命駆け登っているような時代ではないでしょうか。このような厳しい中にも当社の皆さんは大変頑張っていただいておりますことに、一年を振り返り、心から感謝申し上げます。
皆さんのお陰で取引先や関係各位の皆様方にも評価いただく会社に成長して参りました。しかし、気を許すことのできない厳しい状況にあることも事実です。お客様の繁栄なくして当社の発展もありません。成功は、一日一日の努力の積み重ねによって初めて可能になるのです。しかし私達の一生は長く、一日を軽く考え無駄にすることも多いのです。今日一日ぐらい努力しなくても、結果はあまり変わらないのではないかと、真剣に仕事に取り組まなかったり、明日という日があるということで、今日しなければいけない仕事を先延ばしにしたりすることで、一日の差が積もり積もって大きな差となり、人生を大きく左右するのです。今日という日は二度とないのです。有意義な人生を過すには、今日一日を最大に活かし、それを積み重ねていくことが絶対条件と心していただきたい。
一日の仕事の成果は、朝で八割が決まると言われます。リーダーの使命は社員の動機付けにあるのです。やる気・動機付け・モチベーションを高める為に如何にあるべきか、しっかり考え行動する習慣が自らを変えていくのです。どんな動機付けでも上司から命令されたり、やらされるのではなく、自らが今日一日の仕事について考えて出社し、自分から進んでやることで意欲も高まり大きな成果が生まれるのです。
私達の子供の頃は「1を聞いて10を悟る」と教わって来ました。先般、書物を読んでいると「1を聞いて10を知る」と書かれていました。「知る」か「悟る」かは、ともかく要は如何に考え、物事を理解し、仕事に取り組んで業績を上げることが出来るかどうかが大切です。例えば接客については、どのような言葉を掛けたら喜んでいただけるかとしっかり考えてみることです。してもらって嬉しいことは、どんなことであったのか、人を喜ばせることは、相手は勿論ですが自分自身も幸せな気持ちにさせるのです。喜びとなるサービスは何かということを様々な角度から掘り下げてみる風土が地域の接客NO1と評価されるのです。「金を失うは小なる損失なり、信用を失うは大なる損失なり、熱意を失うはすべてを失うなり」。ビジネスにおいて信用を失うことは大なる損失になるわけですが、それ以上に大切なのは何事にも負けない熱意なのです。熱意をなくしては何事も生み出すことはできません。金も信用も熱意によって作られるのです。
サービス業や小売業等において、お客様の減った理由を不景気のせい、大型店が出来たせいと転嫁していることがややもするとあるのではないでしょうか。しかし、開店と共に「待ってました」と多くの人達が入場されているお店もあります。お客様が減る原因は、働く人や店に元気と活気がなく打つ手が後手に回っていることにあるのです。お客様を引き付ける最大の魅力は、働く人達の意識や爽やかな笑顔・活気のある行動・熱意であり、これを実行することで一度離れたお客様も必ず帰って来ていただけるのです。問題は自らの職場にあると心して知恵を出す環境風土が大切です。
今年も残すところわずかとなりました。神社や仏閣は、本殿や本堂などの大掛かりな清掃・すす払いの様子がテレビで紹介されています。一方、神前や神事の場に不浄なものの侵入を禁ずる印としているしめ縄の取替えも行われ、一年の速さを改めて感じる昨今です。
除夜の鐘について紐解いてみますと、除夜とは大晦日の夜のことで、除とは開くという意味があり、古い年を取り払い新しい年を開くことを表しているのです。
現代の私達の感覚からすると、一日は日の出とともに始まるように思います。しかし、古代日本では太陽が沈むと新しい一日が始まると考えられておりました。古い年を取り払うといって大晦日の夜から新年の祝いを始めるのもそのためです。年神さまとご先祖さまを祀り、家族全員が無事に一年を過せたことに感謝し、夜を通して過ぎ行く年を惜しむことにあるのです。大晦日の深夜12時近くになると各寺院で除夜の鐘が打ち鳴らされる鐘の音を聞くと厳粛な気持ちになります。百八回の金を撞きますが、この数は人間の煩悩(迷いや欲望)の数と同数と言われます。百八つの煩悩を一つひとつ打ち消し浄めるために除夜の鐘を打ち鳴らすのです。この鐘の音は、旧年を振り返り、「欲望に捉われた一年ではなかったか」と反省するための警鐘であるといえるのです。近頃では、年末年始を利用して海外旅行に行く人が増えています。今年は国難とも言える不幸な年でした。自分達の欲望ばかりを優先せず、元気で働くことのできることに感謝の気持ちを込めて、新年を迎えていただくことを心から祈念いたします。




