会長の部屋

「光陰矢の如し」と申しますが、時の流れの早さを身をもって感じる昨今です。今になれば家内共々健康で働くことが出来ることに感謝する思いです。私の心の戒めに「人の意見を素直に聞けるときは、自分が向上するときである。精神的な苦しみは、昨日と今日と生れ変わるときである」と書き添え、心に刻み人生を歩んで参りました。他人から学ぶ姿勢の大切さについては、自分のことは自分ではよく分からないものです。自分より能力の高い人から指摘されて、はじめて自分の足りない部分や改善すべきところに気がつき、活かされて行くのです。ビジネスの評価は他人がするものです。厳しく我が子を教育出来ない家庭が多いと言われます。社会人になったからには、口うるさい上司がいることは、己を成長させる時と意識し徹底的に学ぶチャンスと思って、素直に耳を傾けていただきたい。
厳しい時代を生き残り勝ち残って行くには、社員が成長し努力を重ね、お客様の心を捕まえずして叶うものではありません。企業間の競争は戦場と心していただきたい。
先般、あるお客様とゴルフをした後の食事の席で、「愛和さんのある社員は大変人柄も良く気が付き頑張っていますね」とお褒めの言葉を頂きました。他人から評価いただくことは、なかなか出来なく少ないものです。自分が売上利益の達成ができた時は、部下を誉め自らを誉めてやっていただきたい。喜ぶことによって能力が開発され、良い仕事ができるようになり、お客様にも喜びを与えて自らも満足を得られるようになるのです。

45期の決算は、国難とも言うべき東北の大震災によって、厳しい決算になることを覚悟しておりましたが、全社員の努力で昨年並みの決算が出来ましたこと、心からお礼を申し上げます。
過去を振り返りますと、ホール業界に身を置いたお陰で、厳しい経済環境の真っ只中にあるものの社員の成長と共に45期の決算を無事終え、46期への成長戦略を金融機関・顧問の先生方をお招きし無事報告が出来ましたこと、全社員の皆さんに心からお礼を申し上げます。恵まれた業界に身を置いてきたお陰でございます。
私が社会人になった頃は、自分がどんな職業に向いているか、自分の強みが何かを知る由もありませんでした。あるとするならば、健康な身体と他人の話を素直に聞き前向きに愚直にやり続ける精神ではなかったかと思います。人生、上を見ても、下を見ても切りがありません。自らがどのように生き、職場や社会から評価されるには如何にして認めて頂くことが出来るのかは、仕事の勘所や面白さに気づき、自分なりに工夫が出来るようになることです。職場においては、上司の指導によって周りから実績を評価されることで自信に繋がって行くのです。しかし社会から評価されるようになるまでの道のりは、厳しく苦しいものです。
健康で働くことの出来ることに感謝する精神をもって働くことが大変重要と思われます。

はやぶさの歴史を調べると、2003年5月に打ち上げられ、2010年6月に7年間60億km.の旅を終え、地球に帰還したのです。「はやぶさ」が小惑星イトカワへ無事到着したのが打ち上げてから2年後で、喜びも束の間、通信が途絶えるという最も恐れていたことが起きたのです。しかし、どんなに困難な挑戦でも独創的なアイデアと情熱があれば成し遂げられると、絶対にあきらめてはいけないという気持ちで一丸となり、交信を繰り返し続けた結果、46日目に「はやぶさ」と交信が復活し、奇跡は起きたのです。しかし試練は続き、地球への帰還に向けて巡航運転開始直後、化学エンジンの燃料が空になり、このときは太陽光圧を舵として姿勢制御するという奇策に打って出、世界初の離れ業に成功し、はやぶさは地球へと舵をきったと言われます。
ベテランや若手の壁を乗り越えて独創的なアイデアを採用していた結果であったと言われます。プロジェクトメンバー達の有能さを誇りたいと申されております。「はやぶさ」から受け取ったものは日本人としての自信と希望、そして失敗を恐れない勇気ある挑戦の大切さと言われます。何事においても、小さな組織であれ予算が厳しくても、小さいなり厳しいなりに挑戦しなければ道は拓けません。アメリカのコピーをどんなにつないでも世界初にはなりません。一番を狙わないと永遠に一番にはなれません。一番を目指す熱き情熱をもって挑戦することです。それが日本であり会社の発展に必要なことではないでしょうか。

 

昨年の事業仕分けの会場で、科学者の皆さんに向かって、「一番でなくて二番ではいけませんか?」と、彼の有名な女性議員の問題発言がありました。一番を狙わずして二番になることすら出来ないと思った次第でした。国民は鹿児島県の内之浦からロケットが打ち上げられていることは知っているものの、何が目的で打ち上げられているか知る由もありませんでした。昨年6月23日に「はやぶさ」が南オーストラリアのウーメン砂漠に着陸し翌日回収され、はやぶさ本体は大気中に燃えて失われ、カプセルは無事18日に日本に到着したと発表されました。
「はやぶさ」の開発に当ったマネジャーの川口淳一郎さんの話によりますと、1990年所属する宇宙航空研究開発機構は、アメリカ航空宇宙局NASAと共同研究を行っていたとのことです。実績も人員数や予算もNASAの方が数倍上で、実際はNASAの背中を見ながら、なんとか自分達の独創性を出そうと努力したと言われます。はやぶさのプロジェクトは小惑星ランデブーより遥かに困難な小惑星に着陸しての観測やサンプル採集を目標に掲げ、これまでの月以外の天体に着陸した探査機が再び地球へ戻って来たことは無く、世界初の快挙になりました。NASAも成し得ない目標達成するためには、予算を含む数々の世界初の壁を乗り越えなければいけませんでした。文部省の科学者が私達の挑戦を評価していただいたお陰と話されました。日本人として誇りをもって人生を歩むことの大切さを感じます。

今年の夏は、日本に限らず世界全体に異変が起きています。背景には食料の盗難が多く、国民に行き渡っていないのも原因の一つと言われています。自然の恐ろしさを改めて感じます。日本は四季があり、厳しい暑さの中にも恵まれた環境にあることに感謝し、人生を過すことが大切と感じます。
私は70歳を過ぎ100歳を目指すには、身体を鍛えるのは当然ですが、食生活の大切さを感じています。夫は仕事に励み家族を養う義務があるのです。家庭において妻がいて夫の健康に気を付けてくれることに感謝しなくてはいけません。会社で言えば経営を担う役員リーダーは、しっかり会社の発展に粉骨砕身努力することが会社の発展に繋がり、大勢の社員の生活を守る義務を果たせると自覚していただきたい。自分のことしか考えることの出来ない人を多く見かけて来ました。そのような考えでは、長い人生、晩年、家族共々幸せな生活を営むことは出来ないと思います。人として世に生まれた以上、少しでも他人を思いやる心を身に付けていただきたい。高度成長期は30年前に終っているのです。地道な戦いの中に、お客様の繁栄なくして当社の発展もないと意識し、お客様や会社から必要な人としてお役に立つ事を基本に努力していただきたい。
来年創業50年を迎え、私は家族共々元気で過す事が出来るのも社員の皆さんが頑張っていただいているお陰と心から感謝申し上げます。これからも限りある人生を精一杯皆さんと一緒に歩んでいく覚悟です。

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