会長の部屋

昨年から今年は京都に旅をしようと心に決めていました。新年を迎え1月12日に突然癌を宣告され悩み苦しむ日々を過しましたが、一日一日と回復し元気に旅行をすることが出来る身となり、神社仏閣をお参りし健康の大切さを心から感謝するとともに、家族や社員の皆さんの健康を心から祈念して参りました。
旅の道中、祈りについて学ぶことができました。悟りとは、「修行によって得られるのではなく、修行と悟りは一つであり、その悟りを汚さないために修行を続けることである」との教えで、正に継続は力なりです。祈りとは、神仏を敬い感謝の気持ちを込めて捧げた祈りでなくてはならないのです。信仰としての祈りは、「仏を祈る」で「仏に祈る」とは違います。神仏にすがって自分は何もしないのではなく、神仏に感謝し自分も正しい行いが出来るように努力しなければならないということです。神仏に私はこのように努力しますと、神仏と対話し行動する精神こそ仏を祈るということと教わることが出来ました。時代も私が子供の頃と違い、今では親が我が子を虐待し、あげくの果てには殺してしまう事件が報道される事もめずらしくはなくなってきました。反対に過保護なほど子供を可愛がる母親は、公共の場で自分の子供が騒いで迷惑を掛けているのに知らん顔をして、周りの人が注意すると私の子供に何の文句を言うのだと、顔をしかめるのを見かけることがあります。母親は、子供を育てるとはどういうことなのかを父母や周りの人から教えられてこそ分かることもあるのです。そして学ぼうとする謙虚な姿勢が大切です。祈りについて考えさせられた旅でした。

私は「危機感のないところに成功はない。今日の繁栄は過去の遺産であり、明日の繁栄は今日の努力である。精神的な苦しみは昨日と今日と生まれ変わる時である。」と私なりに心の戒めとして歩んで参りました。厳しい時代、生き残り勝ち残っていくには、「危機感」こそ、役員幹部の皆さんとの価値観共有の大切さを感じます。
創業当時は人数も少なく、時には総力を挙げ休日を返上し、寝る暇もない時代を過ごして参りました。当時は私に限らず誰人たりとも青春のすべてを捧げ、会社を発展させてきた人たちが多く、何度も実際の危機に直面し乗り切ってきたものでした。そうした混乱をがむしゃらに乗り切ってきた経験からすると、大手企業の体裁を整えている会社の現状には、経営者としての油断や甘さがあり、粉飾決算やカジノで楽しむ故に自らの信用や会社の信頼を失っていくのです。
如何なることがあろうと、当社は役員幹部や社員が一丸となり、社員家族を守るという信念を持ち、安心して将来を託す企業を目指していただきたい。もちろん管理職や愛和の社員としての能力・行動・責任感を持ち合わせる人であっていただきたい。それ以上に社長と同等の危機感を持っていることが、現在のような激動の時代に求められている企業人としての条件ではないでしょうか。それには自分の頭で考える力を身につけ、現在の厳しいビジネスに全力でぶつかることではないでしょうか。その思いが本物であれば周りの人から必ず信頼を得、リーダーシップを発揮することができるのです。

ホール業界に限らず景気の良い話を聞くことの少ない時代背景です。ソクラテス曰く「哲学とは、暗闇に灯火を照らすこと哲学なり」と申しております。厳しい社会情勢です。当社は何を持ってお客様にお役に立つことが出来るかを社員一人一人がしっかり考える風土が大切です。そして目先の利を追うのではなく、お客様にお役に立つには如何にあるべきかを考えることのできる幹部であり会社こそが信頼を勝ち取るのです。週末には拡大部門長会議が開かれますが、まず上司は夢を語り、どんな仕事であっても社会に貢献し、お客様に喜ばれるには如何なる仕事であっても努力することで生きがいが生まれ、やりがいに繋がるという価値観を共有していただきたい。厳しい時代、生きがいを感じて仕事が出来るほど嬉しいことはありません。しかし簡単なことでもありません。上を見ても下を見てもきりはありません。幸福は自らの努力や考え方で変わります。常にプラス思考に捉えて頑張ることです。職場においては、上司であり管理職や先輩は、常に部下や後輩に対して会社の将来について語り、夢を与え続ける感性を持ち、自らが模範を示していただきたい。このような感性をもつ人は、職場を変え、会社を発展に導く優秀な人物であると思います。厳しい昨今、明確なビジョンを打ち出すことができない企業が多いように思われます。幹部の皆さん一人一人が、一年先、五年先の可能性を自分なりに描いて、部下や後輩と共に将来を語る風土こそ職場を変え、各々の夢の実現の一歩であると考え行動してください。
一朝一夕に身につくものでもありませんが頑張って参りましょう。

日本の政治経済は厳しい破綻寸前の財政危機など難題が山積するなかで、東日本大震災が起きました。原発事故により帰ることの出来ない多くの人たちの悩みや苦しみを少しでも理解して仕事に取り組み、社会に役に立つ企業を目指す人財であっていただきたい。その為には、職場の強化、社員の育成、安心して働くことの出来る職場を皆さんの力で作り上げる意識が大変重要です。組織が大きくなればなるほど、安心して仕事を任すことが出来るのは「報告相談」にあると心して仕事に取り組むビジネスマンであっていただきたい。社長や上司を支える立場にある幹部は、役席が上がれば一層報告相談を徹底しなければいけないと意識していただきたい。権限や決裁権が大きくなるということは判断の影響も大きくなり、より一層綿密なコミュニケーションが必要です。特に報告相談は、信頼を築き会社の発展の基本と自覚していただきたい。社長や上司から信頼を得るには、情報を収集し報告することで信頼され、何事においても「彼なら安心」と上司の補佐役の任務を果たすことが出来るのです。その為には、一日の出来事や大事なことを常に報告する習慣を身に付けることです。お客様や上司に対して信頼を築き上げる努力なくして成長はないと自覚することです。リーダーとはプレーヤーではないのです。部下を育て部下を活かす仕事をするのがリーダーです。リーダーシップの確信は志にあると言われます。リーダーシップは生き方によって生まれ磨かれるものです。様々な困難にもまれ乗り越えていく過程で培われ成長するのです。「努力に勝る天才なし」と心して頑張りましょう。

世界経済・国内経済も大きく変わり、日本の政治だけが取り残されている昨今です。大手企業においても諸外国の企業と提携し生き残りにかけています。時代も大きく移り変りIT革命が進み、海外に拠点を移す企業が増える一方、国内においては、人口は減り日本の将来に暗い陰を落としています。真の政治家は国の為に何ができるかを常として考え、並みの政治家は次の選挙を考える政治家であると言われます。経済においても、低迷して赤字を出している企業の社員は、改革改善については保守的に思われます。改革改善についても、具体的に、何が、どこが問題なのかをチェックする姿勢が足りないのです。しっかり机上にあげて各々職場ごとに改善に努めることが大変重要です。
大阪の橋下市長は、公務員であっても2年間ワーストの人には退職していただくと、厳しい姿勢を打ち出しています。現実に目をやれば、改革改善とはほど遠い仕事しかしていない人が多いと思われます。「企業は人なり」と言われるように、各社員が少なくとも1年前とは明らかに此処が違うという仕事をしなければ発展の道はありません。沢山の問題を抱えながら改善しようとしない企業では、先行きは暗いばかりです。何が異常で問題なのかを徹底的に洗い出して、従来の惰性を見直し、困難だと思われることから手をつけることによって、必ず成果に結びつくのです。現場の現実こそが私達の最高の教科書なのです。現実と向き合わず苦闘していない人に、決してリーダーは務まらないと自覚することです。
 

 

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