会長の部屋

若手営業社員に、ベテランの教育担当者が同行し、営業指導に当たっています。若手の営業社員の皆さんは、お客様に「随分成長したな」とお褒めを頂くことが出来る様、指摘された点は素直に直し、行動を変えて頂きたい。社長はじめ、役員幹部は大いに期待しております。営業部門の担当者である以前に、あなたは会社を代表する一人であるとの自覚を持つことが大切です。お客様から自分の担当外の仕事で問い合わせを受けたとしても、「担当ではないので解りかねます」という言葉は絶対に言ってはいけません。いち早く、担当者に引き継ぐか、自分で調べてお客様に納得できる答えを用意することです。お客様が求めているのは、「出来ない」「解らない」と言う答えではなく、どうすればいいかという、解決策なのです。若手であったとしても、お客様は会社を代表する者として、扱っていただいているのです。期待を裏切るような応対は、会社全体への不満となって跳ね返ってくるのです。良く頭に入れ、お客様にとことん尽くすことで、会社の顔として努力して、信頼を勝ち取っていただきたい。
商人道とは、お客様の立場に立って、お客様の望み満足とは何か?を考え、必死でそれを実現するところにあります。商いは、姿・形・心でお客様に尽くすことで、必ず企業間の格差が付き、お客様の信頼を得ることができるのです。お客様に尽くせば、お客様は応えて頂き、自分も幸福になれるのです。どんな難しい仕事でも、お客様に喜ばれるよう、満足していただけるよう、努力を惜しまないことです。私は若い頃は体を動かすことなど苦労でもなんでもありませんでした。お客様に喜んで頂くことで、楽しくなり、自分自身の成長に繋がったと思っています。努力することで、必ず結果はついてきます。

お客様とは当社の商品やサービスを買って頂けるエンドユーザーだけではないのです。新入社員の皆さんにとっては、社長、役員、上司、先輩は全てお客様と考えていただきたい。役員・上司の皆さんが仕事を作り、提供してくれていると考えることで、先輩への対応も変わってくる筈です。社内のお客様を満足させることが出来なければ、社外のお客様に満足頂けるサービスを提供することはできないと意識して下さい。身近な上司から「立派に成長した」と言われる様な行動を、常に心掛けていただきたい。JALの稲盛会長が、赤字だった会社を立て直すために行なった改革の基本は、徹底的な顧客志向を打ち出したものであったそうです。そして、そこには、社内の協力体制の見直しも含まれていたのです。
「あなたの仕事は直接乗客にサービスを提供するものではなくても、あなたの仕事が誰かに対するサービスを提供していることに変わりはない」と、稲盛会長は全従業員に告げたそうです。そうして、直接、乗客と接する機会のない従業員であっても、乗客と接する現場のスタッフが最高のサービスを提供できるように支援して、「お客様満足」のために尽くそうと全従業員が一丸となって顧客サービスに全力を注いだ結果、JALは優良黒字企業へと躍進することが出来たのです。社内の上司・先輩・同僚を、私のお客様に満足してもらうと意識し行動することが、会社を変えていったのです。ところで、近江商人の基本に「商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり」「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客を作る」とあります。新入社員の皆さんだけでなく、上司・先輩社員の皆さんも今一度、自身の意識、行動を見つめ直し、「当然の報酬なり」と自信をもって言えるよう、売上目標を全従業員が一丸となって達成して参りましょう。

四月は夢を膨らませ新入社員が入社する月です。当社でも、数多くの応募者の中から数回に亘る面接や入社試験を経て、女性社員七名が入社しました。一方、新入社員を受け入れる側として、社長役員は、若手の皆さんが夢を持って働くことのできる職場にするため、多方面に亘って努力をしております。新入社員の皆さんは、「石の上にも三年」と言う言葉のように、三年は絶対辞めないと意識し、努力していただきたい。そうすれば、仕事も楽しくなり、友人が支えてくれるのです。どんな職業につこうと、成功に向かう第一歩は、その仕事に興味を持つことです。仕事においても、日々の生活、出来事においても、考え方一つで人生は楽しくもなり、辛く苦しいものにもなるのです。ですから、是非、常にプラス思考で物事を捉えて頂きたい。プラス思考で人生歩むところに、必ず光は差してくるのです。私が社会人になった頃は、入社することが出来た喜び、仕事をすることの喜びから、充実した日々を過ごしていたことが、懐かしく思い出されます。新入社員の皆さんも、良い会社に勤めているんだという目で、身近な先輩や上司を見つめ直し、その様な仲間と共に、前向きに働く自分を強くイメージしてみることです。仕事を義務と捉えると、苦痛にさえ思えてくるものです。給料を貰っているから仕方がない、という姿勢で取り組んでいては、身近な先輩や上司は勿論のこと、肝心なお客様の信頼を勝ち取ることは出来ません。仕事にやりがいを感じられる人生ほど幸せなものはないことを忘れないでいただきたい。

自民党政権が復活し、そして指導力を持った安倍総理の誕生により、円安株高の傾向が顕著となり、日本経済は、いよいよ長期に亘ったデフレを克服できるのではないかと期待が膨らんでいます。政治の指導者により、日本の世界における存在価値が見直されようとしております。
さて、前回に引き続き、安倍総理の病名、回復について書き添えておきます。総理大臣は、私共が想像する以上に、何十倍もの激務をこなさねばなりません。六年前の総理の時には、機能性胃腸症にかかり、おかゆと点滴で栄養補給をしながら、海外諸国を訪問する日々であったのです。その安倍さんがなぜ復活することができたのか。それはアサコールという飲み薬が画期的に効き、また悪くなるのではとの懸念がなくなり、精神状態も本当に楽になったお陰と言われます。アサコールは、欧米では20年位前から使われているのですが、臨床試験の問題もあって、日本では承認されるのが遅れていたのです。スイスで開発され、1984年11月に承認され、イギリスでは翌年6月から使えるようになったと言われています。ドイツ、アメリカ、韓国でも、2004年に薬として認められています。日本の場合は、患者も少ない事情もあってか、承認されるのが大変遅れました。人種によって薬の効果に違いが出ることもあり、日本国内で、改めて安全審査をしなくてはならない為、新薬の承認には時間がかかるからだそうです。一方、厚労省がわざと遅らせ、その間に日本の製薬企業に、同種の薬を開発する時間の猶予を与えているのではないか、とも言われております。さて、ともかくアサコールにより復活された安倍総理ですが、政権発足後の手堅い手腕を見ておりますと、六年前に挫折したことが、政治家として成長する薬として効いたのではないでしょうか。国民は、その政治手腕に大変期待しております。

先週の土曜日、家内共々富士霊園を訪ね、私が尊敬する、ある奥様の御霊前にご冥福をお祈り申し上げました。富士霊園は素敵で、目を見張るばかりでした。かつて、日本の政治経済を代表されたお歴々が多く眠る場所であり、そして何よりも霊峰富士を墓前に配した立派なお墓で、亡き奥様はきっと天国で、家族の皆さんに感謝されながら、安らかに眠られているのではないでしょうか。奥さまは、三年前の四月九日に、六十三年間の人生を桜の花びらと共に旅立たれました。三十八年間の結婚生活では、素晴らしい四人の子供さんに恵まれました。親を思いやる豊かな感性を持った御子さん達のお蔭で、お父様は苦労をかけた妻を先に送り出す辛さ、悲しさを乗り越えることができたそうです。今になれば、自分が先に旅立ったならば、更に妻に悲しい思いをさせることになったかも知れないと申されており、なんと優しいお人柄かと、感心させられた次第です。お父様は、お孫さんにも恵まれて、有意義な価値ある日々を過ごされていらっしゃいました。私達夫婦はそのご様子に感銘を受けると共に、お父様、息子さんご夫婦の心温まる心遣いに感謝し、帰宅についたのです。富士霊園には、安倍総理の父上、祖父のお墓もありました。ところで、安倍総理は六年程前、お腹が痛いと云う理由で辞めるのは無責任とマスコミに非難されたことがありました。事実は、安倍総理は潰瘍性大腸炎という、厚生労働省が難病に指定している病気に罹られていたのです。それは、大腸の粘膜に炎症がおき、潰瘍が肛門から連続的にできる病気で、腹痛や下痢などの症状が現れるといいます。アサコールが日本で薬として2009年に承認され、その薬のお蔭で回復されたと言われていますが、その特効薬がなければ、安倍総理の再登板はなかったかも知れず、いまだ日本経済に明るい兆しを見ることはなかったかも知れません。

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