会長の部屋

時代は大きく変化し、ありとあらゆる産業が生き残りにかけ戦いに挑んでおります。ホール業界を取り巻く環境も刻々と変化しております。このような時代の変化の中、当社はお客様の要望に対応することが出来る企業体質をつくることが急がれております。
職場においては、上司の求めることが昨日と今日とで変わる可能性もあります。常に原点に還ってお客様は何を求めているかを見極め、何を最優先すべきかを確認し、仕事を進めることが重要です。また、直属の上司といえども、部下一人ひとりの仕事を把握しているわけでもありません。厳しい時代で上司も多忙であり、部下の抱える悩みや仕事の詳細は分かるものでもありません。だからこそ重要なのは、報告、連絡、相談なのです。上司は部下の報告を待っているのです。指示や催促がなくとも普段から報告、連絡、相談を習慣付けておくことが信頼関係を築く基本であると自覚していただきたいと思います。その為には、上司ならどんな内容を知りたいと思っているかを考え、ポイントを絞って話をするよう心掛けていただきたい。どんな仕事にも相手があり期限があります。良かれと思って進めているが、はたして仕事の優先順位は正しいのかと相談して進めることです。上司は、「部下は誠実であってほしい」と願っているのです。誠実とは、とりもなおさず嘘をつかないことであり、また真実を伝えることです。ビジネスは信頼関係で成り立っているのです。相手を信じることが出来なければ信頼関係を築くことなど到底出来るものでもありません。自分の都合ではなく相手の都合を優先して相手を思いやる姿勢が人を動かすことになるのです。

 

企業が社会貢献に努めるには利益の追求であり、その為には社員の成長育成が大変重要です。当社が創業50年を無事迎えることが出来たのは社員皆さんの努力の賜であります。
社長が申すように100年続く企業を目指すには、時代に適応する経営とは如何にあるべきか、職場の改善について全社員が考える風土でなければいけません。
リーダーとしての自分は、部下との関係において、どんなところが良くて、どんな所に弱点があるのかと、自分自身の特性や行動の強み弱みを把握することです。このことが部下との信頼関係を築く上で大切なことであり、それは自らの努力に尽きるのです。「人に教えることは自らが学ぶ事であり、人を導くことは自らの意識を高めることであり、人を育てることは自らが成熟していくことである」と言われています。仏法に「報恩」という言葉があります。労を惜しんでいては報われることはありません。労して報われないのは、相手の話を聞き手段を講じないからです。リーダーは、人は育つのではなく育てるのだと意識することです。その意識が徹底され、また身に付いているかが大変重要です。自助論に、自助とは自らを助けるとあります。一方、自助とは勤勉に働いて自分の運命を切り拓くことで、他人や国に頼らないとも書かれております。自分で考え、人から学び、謙虚に人の意見に耳を傾ける姿勢こそが、真のリーダーには必要ではないでしょうか。どんな小さな仕事にも全力で取り組むことであり、だからこそ自分も大きく成長していけるのであると自覚していただきたいと思います。

当社は7月から新年度を迎えました。人事発令で転勤や職場の異動が行われ、見ず知らずの新天地で人間関係については悩むこともある事と思います。職場環境の違いは、自らが成長する機会と捉えて頑張っていただきたいと思います。私はこの度の癌との闘いの中で神のご加護で生かされていると思い感謝する毎日です。悩みの無い人は誰一人おりません。今の仕事で悩む前に、まず一生懸命に働いてみることです。努力することで必ず光は差すものです。天職とは、与えられるものではなく、自分で作り出すものであると思います。50年間、会社が無事に発展の道を歩んで来ることが出来たのは、浅学な私が感謝する精神を持ち、一日一日を大切に無我夢中で走り抜けて来たからと思います。人間の命は、「布」と同じではないかと思います。布は縦糸と横糸で織られ結ばれているように、人間の命も多くの血管で結ばれています。豊かな人生を歩むには、人と人とが点と線で結ばれ生かされていると考えるべきではないでしょうか。
時代も大きく移り変わり厳しい時代を迎えています。恵まれた環境の中で充実した人生を歩んでいる人は多くないと思います。しかし、見方や考え方で人生は大きく変わります。私は病に陥りましたが、働くことが出来ることに感謝する昨今です。
当社がこれからも発展の道を歩むには、OJTの大切さを感じます。リーダーはOJTが部下の現在から将来への人財育成の場であると捉えていただきたい。部下の成長は上司の指導にあると考えてください。そして、リーダーは相手の話を聞くことに努力し、適切な指導に当っていただきたい。社員の成長なくして企業の繁栄はないのです。

日本の政治経済は、大きな転換期に差し掛かっております。同様にホール業界においても大変厳しい時代を迎えております。このような時こそ、厳しさは己を成長させる時と捉えましょう。苦しさを乗り越えることが自らの成長であり会社の発展に繋がるのです。それには、お客様のお役に立つには、今何をすべきか考え行動する習慣を身につけていただきたい。私は不治の病といわれる癌にかかり、悩み苦しむ毎日でもありました。しかし、病を前向きに捉え、皆さんと一緒にゴルフを楽しめる身体にし、必ず元気になると、自らに言い聞かせ一日一日を大切に頑張っております。
意思あるところに道は通じるのです。健康という道を掘り起こしていくのは、自らの意思であり信念にあると思います。当社が50年間、発展の道を歩んで来ることが出来たのも、皆さんが、雨の日、暑い日、寒い日にもかかわらず愚痴を言わず限りない努力で頑張っているお陰です。そして、チームチャレンジの尊さを感じます。営業であれ、配送であれ間接部門の皆さんの歯車がきちんと噛みあって動くためには、チームワークの大切さを改めて感じます。昨年の東北大震災のようなアクシデントが起きた時に、全体の歯車の動きが止まらないようにするための解決能力・責任能力の大切さを感じます。営業配送を始めとして、全社員の歯車がしっかり噛みあって役割を確実に果たすことが、組織の一人ひとりに与えられた責任であるのです。会社の組織に不必要な歯車は何一つありません。様々な歯車や組織の皆さん一人ひとりが噛み合って、始めて会社は目的に向かって発展の道を歩むのです。


 

「光陰矢の如し」の言葉のように、50年の月日の流れの早さは身をもって感じる昨今です。先般、当社の有力な取引先の役員の方と懇談しました。そのお話の中で、「私は結婚して40年、仕事一筋で家庭を顧みることができませんでした。しかし妻は私の想いをしっかり受け止め、子供や孫18人をしっかり教育し、子供は立派な社会人に、孫は良い子に育って自立しました」と話を伺い、涙しました。また、「妻がなくなる前に、あれもやっておけば良かった、此れもやっておけば良かったと悔いの残る2年間でした。しかし、今になれば妻を先に送り出すことができたことに、良かったと思う毎日です。妻に苦労をかけ、私が先に旅立っていたら、どんなに悩み苦しむことになったのかと、改めて感じ、今では毎日、妻に感謝する毎日です。最近では、妻が親しくお付き合いしていた友達を訪ね、生前の様子を一軒一軒訪ね感謝申し上げて回っております。」という、話を伺い改めて、役員の方の人間性とお人柄に感銘し、天国で亡き奥様は喜んでいらっしゃるだろうと思いました。人間としての生き方に大変学ぶことが多く、心から感謝申し上げ、席を経ち立ったのです。妻の元気が当り前ということに慣れてしまうと感謝や感動を忘れてしまいがちですが、失ってからその存在の大きさに気が付くのです。私も癌にかかり、改めて健康な身体、毎日働くことができる仕事、家族、社員、良き仲間など、失ってみないと分からないことばかりでした。皆さんもしっかり心して意義ある人生を歩んでいただきたい。「自他至福」の言葉には意味深いものを感じます。自分のことより相手の幸せを願う心で人生を歩むことで、必ず幸せは訪れると言われます。相手があって自分があると意識し、日々精進していただきたい。

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