会長の部屋

先般、久しぶりに埼玉営業所を訪問し、所長をはじめ営業所の一部の皆さんと懇談しました。心を癒しながらも埼玉の暑さを身をもって感じました。暑さに愚痴を言わず頑張っている皆さんの様子に「ご苦労様」という気持ちを心に刻んで帰って参りました。本社と違い埼玉は、人も少なく1人で何でもやらなければ仕事は進まず苦労する毎日だと思います。埼玉に限らず本社から転勤した人達は、ありとあらゆることをやり遂げなければ職場は廻らず苦労することは多いと思います。人は辛いことや苦しいことを乗り越えて成長するのです。役員幹部の皆さんも、ありとあらゆることを経験し今日があり、人の苦しみも理解することが出来るのです。私は経験しなくても良い癌を経験し悩み苦しみを味わっております。しかし、私は必ず元気に健康を回復し社会に役に立つ人間として余生を送ります。病は運命と捉え、天命を全うして社員の皆さんに人としての生き方を伝えて行きたいと精進しております。「体を病んでも、心まで病んではいけない」と自らに檄を飛ばし一日一日を大切に過しております。弱音をはいた所で、直ぐに辛い症状が改善する訳でもありません。むしろ自分自身を苦しめることであり、体だけでなく心まで弱らせることになるのです。世の中は厳しい経済状況にあり、辛いこと苦しいことは沢山あります。しかし嘆いていても前に進みません。辛くても苦しくても立ち向かっていく心の強さによって、やがて幸せな道が開かれると確信し人生を歩んでいただきたい。
暑い毎日が続きますが、水分補給を充分し、皆さんが健康でありますことを心から祈念しております。

日本時間の28日午前5時に第30回ロンドンオリンピックが開会され、17日間のスポーツの祭典が始まりました。私は開会式の様子を楽しみに4時30分に起き、9時まで観ることができました。開会式の前に、なでしこジャパンがカナダに勝ち、男子サッカーは優勝候補のスペインに勝ち、最先の良いスタートを切りました。開会当日は、ひとしきり降った雨も上がり、気温は22度、スタジアムは8万人の観客で埋めつくされ開会式の幕開けが告げられました。選手団の入場が始まり、日本選手団は95番目に入場しました。今回は204カ国が参加し、希望の丘に国旗を立てる様子に感銘しました。また、エリザベス女王が元気に登場された様子が流れ、イギリス国民に勇気を与えたことと思われます。聖火が灯り、花火が打ち上がり興奮は頂点へと高まりました。スタジアムには、ポールマッカートニーさんの歌声が響き渡り、私の青春時代を想い出す一時でした。翌日の新聞に目を通しますと、詩の内容は「世界をまるごと肩に背負わなくてもいい。冷めている連中は愚かだ。世界を自分でつまらなくしている」「やるのは君自身なんだ。君が求める動きは、君自身が背負っている」「始めるんだ。きっとうまくいくさ」と紹介がありました。ポールマッカートニーさんは、皆で歌おうと呼び掛け、選手も観客も声を合わせ一つになり、「ロンドンにようこそ」と歌い終え締めくくったとの記事を読みました。金を期待されている選手こそプレッシャーも多く、日頃鍛えた力を充分に発揮してくれることを信じる思いです。柔道の平岡選手は「4年前の北京オリンピックで初戦敗退した悔しさをバネに自らと戦って来ました」とのコメントがありましたが、銀であったことに悔しさを忍ばせる中にも、家族に支えられ今日があることに感謝するという言葉を聞き、感動する思いでした。

「企業の繁栄は教育にあり、価値観を共有する風土を作ろう」をテーマに仕事に取り組み人生を歩んで参りました。時の流れの早さを身をもって感じる昨今です。
我が人生を振り返りますと、私は、社員一人ひとりの皆さんが前向きに仕事に取り組んでいる姿こそが生き甲斐であります。厳しい時代を生き残ることは、勝ち残ることになるのです。それには人を育てることが重要です。人を育てることはリーダーが育つことであり、人に教えることはリーダーが学ぶことでもあります。私は営業も配送もして参りました。その中でも大切と思わずにいられないのが、「相手は自分の鏡」ということです。
当社においても、昔は営業の皆さんの話を聞いていると、あの人が好きだとか嫌いと語っている人が多勢いました。振り返ってみると、優秀な営業マンほど好き嫌いを言わないことを知りました。自分が相手のことを嫌いと思うと、その気持ちが必ず相手に伝わり、鏡のように、相手は自分と同じように同じ理由で嫌いと思うものです。相手との人間関係を改善するには、相手を好きになることです。特にお客様に対しては、心を込めた姿勢で接客にあたることです。お客様は鏡です。リーダーになるべき人は、その組織のために全てを賭けられる人であり、そういう人こそが会社が必要とする人です。そして、その人は社会から評価される人として成長していくのです。その覚悟がなければ人を動かすことはできません。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の言葉がありますが、正にリーダーには、こうした心意気が必要ではないでしょうか。

 

最近、特にマスコミが取り上げているのが、大津中学のいじめによる自殺問題ではないかと思います。自殺した両親の心の痛みは幾ばくかと思い哀悼の意をささげます。学校や教育委員会に強制捜査が入り、生徒や家族も動揺していることと思われます。未来の子供達に夢や希望を与える国でなければいけません。
私もふと、孫達のことが心をよぎることがあります。「三つ子の魂、百までも」の言葉のように、幼児教育や家庭教育の大切さを感じます。学校の先生や学校教育が悪いと言っても、亡くなった子供は帰って来ません。自殺した結果より、なぜ自殺したか原因をしっかり究明し、これからの教育に活かすことが、亡くなった生徒や家族の為になるのではないでしょうか。
「生き馬の目を抜く」の言葉のように大変油断ならない時代を向かえております。このような時代だからこそ、皆さんにお願いしたいことがあります。それは、上司だったらどう判断するか、上司だったら何を重視し優先させるのかを考え、ぜひ上司目線で仕事に取り組んでいただきたいということです。それはつまり、お客様があって当社があるのだと常に意識し、仕事に取り組んでいただきたいということです。こうした意識で仕事が出来るようになれば、やがて上司の判断基準が自然に分り、仕事に対する上司の思いや意図が想像出来るようになってくるのです。上司目線で仕事を考え、仕事が出来る一人前のプロになる為には、避けて通れない道と心していただきたい。「三人寄れば文殊の知恵」のように、貴方は一人ではないのです。多勢の仲間がいるのです。相談する勇気を持って人生を歩んでいただきたい。

 

人生には上りの坂があれば下りの坂もあり、まさかの坂もあると言われるように、私は正にまさかの坂に遭遇し死と向き合う体験をしました。今では、癌という記事が大変気になり癌の恐ろしさを知ることが出来ました。私はこの体験を通じて知り得た事を皆さんに伝えていきたいと思います。
現在、胃癌で亡くなる方が年に5万人いると言われます。男性では胃癌が最も多く、女性は乳がんと言われています。胃癌は早期発見できれば十分治療が出来る病気と言われています。その為には早期発見することが大切です。皆さんも特に中年になったら、癌の定期健診を受けていただくように心掛けて下さい。しかし、定期健診の重要性は分かっていても、なかなか一歩踏み出せないのが不治の病といわれる癌の検診です。命は自分だけのものではありません。私は今回、命は家族のものと意識し健康であり続けることの大切さを身をもって感じる昨今です。私は癌になって得た貴重な体験を多くの社員の皆さんや仲間に伝えていくことが、これからの人生の使命と考え、必ず健康を取り戻し皆さんに伝えていきたいと思います。そして、私のこれからの生きがいは、自分で体験したことを何か一つでも役に立て社会にお返し出来る事に喜びを感じていきたいと考えております。「病気になっても病人になるな」という言葉があります。年を重ねることにより、人生の喜びを感じることが沢山あると思います。私は辛いことや苦しいことを前向きに捉え、皆さんと一緒に過すことが出来ることに喜びを感じ、意志ある人生を送りたいと思います。

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