会長の部屋

戦後の厳しい時代、国家を支えて来たのが電気産業でもありましたが、大変残念なことに大変厳しい時代を迎えております。ホール業界においても二極化が進み、中小のホールは厳しい時代を迎えております。このような厳しい中にも良いホール企業が存在します。それは経営者・役員・幹部の経営姿勢に掛かっているのです。良い会社においても、一朝一夕に良い体質ができるものではなく、長い時間をかけて築き上げたものでもあります。それには社員の教育風土の大切さにあると感じます。常にお客様のお役に立つには如何にあるべきか、ホールにおいては、ご来店いただく魅力とは何かを常に考える風土が大切です。人間は自分を磨くためにこの世に生まれて来たと言われます。相手を思いやる優しさであり、明るいこと、人情の厚いこと、責任感があること、何事においても前向きに捉え苦労をいとわないことが長い人生を生き抜く大切な要素であります。人間は誰もが素晴らしい本性を持っていますが、それを磨かなければ決して表に現れることはないのです。人間は何人たりとも怠け心があり、「そんな努力はできない」「必要ない」と思うものです。自分が良ければという自己中心的な気持ちが出ると、相手の喜ぶことより自分の喜びを優先するのが大半ではないでしょうか。人の喜びは我が喜びと意識し、人生を歩むことで幸福は訪れるのです。お客様は言葉にせずとも行動や姿勢を厳しく見ていると意識し仕事に取り組んでいただきたい。一般に会社は、売り上げや利益の向上、部下の管理の仕方などは熱心ですが、一方で人間的魅力を高める教育にも力を注ぐ必要もあると思います。社員一人一人が「自分で自分を磨く」という習慣をつけることが重要ではないでしょうか。

 

勝負とは、経営なりと言われます。計画を立て目標に向かって前進させる人間力を高めることがリーダーの基本であり、組織の充実が企業の発展の基ではないでしょうか。
人間として、成功するために重要なことは、人間的魅力を高めることだと言われます。
仕事とは、立派な計画書を作ることでも、企画を練り上げることでもなく、どんなに上手に上司に説明したとしても自分自身が実行しなければ仕事とはいえないのです。知っていても出来なければ知らないと同じです。実行してこそ知っている人であり、信頼を勝ち取る人財なのです。美辞麗句や知識だけでは、相手は何も理解することは出来ないのです。論語に「こげん巧言れいしょく令色、すく鮮なしじん仁」という教えがあります。巧みな言葉や表情を取りつくろうとする人に限って徳がないという意味です。表面的に飾っても内容が伴っていなければ無意味ということです。周りの人達は言わずとも自分の行動に対して非常に良く観察していると意識して行動することです。言葉は言霊と言われるように、言葉遣いは心遣いと言われます。思いやりのある美しい言葉を使うことに心掛けることで信頼は一層増すのです。お客様や職場の上司や同僚の多くの人達と関わることで、良い人間関係が結ばれ信頼され企業の発展に貢献するのです。人との関係を良くする基本は、日常の行動や姿勢、爽やかな挨拶や気持ちの良い返事が良い人間関係を作り誠実な対応に繋がっていくのです。習慣が変われば人柄や仕事力・人間力が高まっていくのです。

 

振り返れば50年、仕事一筋に走り抜けて来た人生でもありました。突然、不治の病に遭遇したものの、早期発見で治療でき、今は元気で日々過しております。これも神のご加護のお陰であり、残された人生を如何に生きるかを考え、社会にお役に立つ人生を過すよう努力して参ります。今日あるのは、祖先のお陰であります。妻の故郷のお墓参りをし、家族の皆さんに挨拶させていただく為に、娘夫婦と孫を連れて山形県の酒田に行って参りました。過去を振り返れば、仕事中心でプライベートの時間は少なく、旅行といえば仕事を重点においた旅でもありました。しかし、体を患いながらも元気で過すことが出来ることが、多くのお客様に支えられ発展の道を歩んで来ることができました。時代は変われども、これからも私の思いを皆さんに受け継いでいただきたい。お客様のお役に立ち、良い仕事をすることが多くの社員や家族を守ることになるのです。今日あるのは祖先のお陰であります。子孫のために今日一日を大切に生きるのだと常に意識し、人生を歩んでいただきたい。この度の旅行は、孫たちを連れ、出羽三山を登頂しようと計画しました。湯殿山と羽黒山を登頂し、元気で今日あることに感謝しお参りさせていただきました。湯殿山は古来、出羽三山の修験道の霊地であり「語ることなかれ、聞くことなかれ」と戒められ、清浄・神秘の世界であるのです。この度は、月山を残し次の機会を楽しみに豊かな田園風景と日本海を眺め、田舎でないと楽しむことの出来ない山形の情緒溢れる、そして先祖を供養する楽しい旅でした。

17日間に亘るロンドンオリンピックも、金こそ少なかったものの、2004年アテネ大会を越える史上最多のメダル38個を獲得する活躍に心を躍らせ、早朝のテレビを見る毎日でもありました。男子サッカーは、韓国に敗れ銅を逃したものの、女子バレーでは、韓国を破り男子サッカーの雪辱を果たしました。なでしこジャパンの銀を筆頭にチームプレーによって多くのメダルを獲得したことに賞賛を贈ると共に、仕事においてもチーム力を高めることの大切さを学ぶオリンピックでもありました。
勝負というものは、優勢に運んでいる中にも何が起こるか分からないのがスポーツでもあります。順調に進んでいる時にこそ、組織においても社長が申しているように渦を起こし変化を巻き起こし、一段と高い目標を設定し、チーム力を高めることが大切です。リーダーは時には組織をかき混ぜ活性化させることが必要です。常に高い目標に向かうパワーを導き出し変化を起こし続ける努力が、厳しい時代を生き抜き勝ち残る基本ではないでしょうか。努力は必ず報われます。報われない努力があるならば、それは努力が足りないと意識し、しっかり検証することです。オリンピック三大会連続金メダルを獲得した吉田沙保里さんは、オリンピックの前の大会で無名だった選手に破れ公式戦119連勝という記録が止められました。勝つことが当り前だと言われていた吉田選手の敗戦のショックは大変大きなものがあったそうです。しかし、今度のオリンピックで再び優勝した後の吉田選手の「勝ち続けることで成長したのではなく、負けて強くなった」との発言には心を打たれました。失敗を避けるのではなく、失敗から謙虚に学ぶ姿勢が本物のプロをつくりあげていくのだと改めて知る思いです。

社長が申しますように、会社での仕事は、たとえ自分に任されている仕事であっても、常にチームプレーであることを意識して仕事をすることで部下が成長するのです。会社においては、常に自分の果たす役割は何かと意識して仕事をすることで、お客様のお役に立ち、会社の発展に寄与するのです。営業や配送の皆さん一人ひとりが、積極的に朝礼や会議に参加することで、上司や廻りの皆さんから「彼は随分変わったね」と評価されるのです。社員一人ひとりの成長が会社を支えているのです。幹部は自分一人ですべてを解決するのではなく、周囲を巻き込んで問題解決していく姿勢で部下は育つのです。緊急時においては、自らが先頭に立ち、平常時には何事も部下を支え、縁の下を支えるという気構えでなければリーダーシップを発揮することは出来ません。
バブルが弾けて20有余年、時代は大きく変わりました。特に新興国が台頭し、日本の政治・経済・教育においても20世紀の延長線上ではなく、時代に対応するには如何にあるべきか考え実行する本物だけが生き残る時代になって参りました。最近では法令遵守(コンプライアンス)が叫ばれ、人が見ていないからと言って「これくらいはいいだろう」という言い訳がきかない時代になっています。ホール業界も大変厳しくなり、社員全員の価値観の共有が大切です。誰も見ていないからこそ自分の行動に責任を持つ精神が大切です。
私の子供の頃、父親に「お天道様が見ているから悪い事をしてはいけない」と、叱られたものでした。正に天に恥じない生き方が大切ではないでしょうか。天に自ら恥じない人生を歩んでいただきたい。

 

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