会長の部屋

会社は常に様々な問題を抱えています。企業が生き残っていくためには、多くの問題を解決していかなければなりません。さて、営業目標の達成に関してですが、目標を達成するということは、会社があるべき姿を追求するという、強い意志なのです。その意志を妨げるような大問題が横たわる時は、経営幹部は何がなんでもそれを取り除き、目標を達成させるように努力しなければなりません。平時とは、今日一日特に問題なくて良かったと思う時です。確かに緊急の問題が発生したりした場合に、売上が達成出来ないと思うことはあるでしょう。しかし、何もなかったと思っている時こそ、会社の中では様々な問題が存在しているのです。経営幹部がすべきことは、社長と共に会社の目の前に立ちはだかる様々な問題を解決することです。いかに問題解決能力を磨くかが経営幹部にとって重要な課題です。それには部下から情報収集することです。難しい問題については、上司に一日も早く相談することです。経営幹部は、問題を中途半端に解決しようとせず、その原因を根本から徹底的に潰してしまうことです。そのためには、「なぜ?」という意識を常に持つことが大切です。「なぜ?」を何事も繰り返すことで、問題の本質が次第に浮き彫りになってくるのです。中途半端な処置では大きな問題を根本からなくすことはできません。経営幹部は問題解決するためには、妥協を許さない態度を持つべきです。経営幹部は社長から権限を任されたら、自分で具体的にどうするかを考え、責任を持って実行し成果を出すことです。

平成25年度の愛和会総会を、所を変えて東京で開催しましたところ、会員の皆さんはもちろんのこと金融機関、顧問の先生、私の主治医であります慶應病院の先生にもご出席いただき、心から感謝する思いでした。当社の幹部社員も参加し、大変有意義な時間を過ごすことができました。また、恒例となりました講演会では、無農薬野菜を作り、棚田米という美味しいお米作りをされているだけでなく、無農薬野菜を作り、外国とも交流をして行こうと大きな夢を持って、多方面で大活躍されている先生に貴重なお話を伺いました。先生の言葉に、「仕事を楽しくすることがいいことであり、如何なる仕事においても、仕事を楽しくすることは素晴らしいことです。苦しい嫌だと思って仕事をしても一日は一日です。楽しく仕事をするよう心掛けましょう」とありました。大変、共感した次第です。先生は、大変忙しい毎日を過ごされておりますが、最後まで和やかに話をされ交流会を共にしてお帰り頂きました。人間として大切なのは、「実れば実るほど頭を垂れる稲穂かな」の言葉にあるように、先生が体現されている謙虚さではないでしょうか。しっかり心に止め、人生歩むことの大切さを感じます。一度しかない人生、自分の立場にこだわることなく、人間性・人柄を磨き、多くの人達を巻き込んで行こうとする志が必要ではないかと改めて感じた一時でした。

先般、兄を亡くし、空しさを感ずる日々を過ごす中、生きとし生きる物、あらゆる生物はいずれ死が訪れるものであり、一日一日を大切に自らの生き方に恥ずかしくない人生を歩むことの大切さを改めて感ずる昨今です。会社も同じです。全社員が一丸となって、誰もがお天道様に恥じない精一杯の働きをして、尚且つ、同じ目標に向かって行動することが重要だと思います。それには会社のために働くのではなく、自らの成長のためであり、働くことは人生そのものと考えていただきたい。お客様満足を徹底的に追求していただき、お客様に必要とされる会社を目指していただきたい。ダーウィンの進化論にもあるように、頭のいい人が残るのではありません。時代に適応することが、生き残る基本であるのです。
時代に対応するとは、お客様のお役に立つことにあります。企業には目標があります。その目標を達成するために、社員全員が川の流れのように価値観を共有し、同じ方向に向かうことです。当社の組織は、大きく分けて営業・仕入・人事総務・財務経理・配送の各部門で成り立っています。これらの各部門がベクトルを合わせ、同じ流れに沿って迷わず進む事が、会社が生き残っていく上で、最大のポイントであるのです。社長は会社の方針を決め、役員は、各支店営業所、第一・第二営業部責任者と価値観を共有し、各部門の責任者・リーダーは目標計画をしっかり理解し、行動していただきたい。その上で一人一人が個性や創造力が発揮されるように働きかけ、働くことが喜びと感ずることのできる職場を作り上げていただき、今している仕事が社会に貢献し、お客様から信頼されることが誇りと意識し働くことで、やりがいのある仕事に繋がっていくのです。

ありとあらゆる産業の二極化が進んでおります。不況は、新たな時代に必要とされる企業と、不必要として淘汰される企業とを明確に分け、産業の新陳代謝を促すものではないかと思います。必要とされる企業では、企業体質の改善、すなわち新陳代謝が活発に行われているのです。そのためには、幹部の意識改革が、最も活発に行われるべき大事な核になるのです。当社において、職場の上司で、部下の成長を願わない者は一人としておりません。私は、社長の脇を固める役員が、幹部社員に対して、毅然とした態度で厳しく指導し、時には叱っている様子を見る度、心を癒す思いをすることが度々あります。時代も移り変わり、部下を叱ることができない上司が多いように言われています。指導もできない、叱ることができない会社・職場では、人の成長、会社の発展することは絶対にありません。私も、起業するまでの間、勤めていた会社での当時を振り返りますと、よく叱られたものでした。今になれば、大変鍛えられ、良い想い出として振り返ることができます。若手の皆さんは、上司から耳の痛い苦言を聞くことや、時には叱られることもあると思いますが、是非、成長するための助言であると前向きに捉え、見込みがあるからこそ叱られているのだと、ポジティブに考えるようにして貰いたい。上司からの厳しい指摘は、必ずや自分の肥やしになります。素直に解釈できれば、必ず人財として成長すること間違いありません。伸びる社員とそうでない社員との大きな分かれ目です。会社の新陳代謝は、幹部社員の意識改革に基づく、若手社員への教育と、若手社員の成長がもたらしてくれるのです。

創業五十年、月日の流れの早さを感ずる昨今です。昨年、突然癌に遭遇したものの、これも運命と心して、精神的な辛さ、苦しさ、空しさをしっかり受けとめた今、残された人生を有意義に歩んで行こうとの覚悟が固まっています。そして、創業者としての使命を果たし、未来を担う社長にバトンを渡し、当社もすっかりと若返りました。社長の脇を固める役員幹部の活躍、成長が私の心を癒す毎日です。社長をはじめとして役員は、100年続く企業に成長発展させる責任があると心して頂きたい。会社は、大勢の従業員の家族の生活を背負う、従業員のものであり、また一方では、会社を運営する為に必要な資金を、金融機関からご融資をいただいているように、社会的なものでもあります。社会的な使命を果たすためには、会社を発展させ、しっかり利益を上げる企業体質が必要になります。社長・役員は、会社は社会の公器であると、常に意識して頂きたい。お陰様で当社は、四十七年間一度も赤字を出すことなく、社会の公器としての使命を果たしてくることができました。振り返れば、我が家を担保に入れ、資金繰りをした苦労さえも懐かしく思い出されます。今では多くの金融機関から信頼を頂き、ご融資のご提案を頂けるようになりました。しかし、現状に甘えることなく、今一度原点に立ち、我々の使命とは何であるのか? 何故働くのか? について、今一度各自で深く考えて頂きたい。私は、全従業員の想いは一つになると信じています。企業の成長には、明確な経営方針について、それを共感する社員が一体となって、自発的に行動することで達成されると思っています。それには社員一人一人の質的向上がなければなりません。人が成長した結果、企業は成長するのです。企業は人なりです。各々職場の事、価値観を共有し、活き活きとした楽しい職場で力をふるっていただきたい。私は、そんな会社を目指しています。

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