会長の部屋

リーマンショック以降、日本は円高が進み輸出産業は大変厳しい時代が続いており、国難とも言える経済状況です。大手の下請けと言われる企業や中小企業は廃業を検討し始めていると言われます。2014年には消費税が8%、翌年は10%に増額され厳しさは一層増し、ホール業界においても廃業に追い込まれるホールが増えるのではないでしょうか。このような時代こそお客様のお役に立つ企業を目指すことが大変重要です。
松下幸之助の言葉に「好況よし、不況さらによし」とございますが、ホール業界は50有余年、右肩上がりで発展の道を歩んで参りました。当社は創業から50年、恵まれたホール業界に身を置き、歩調をそろえて発展の道を歩んで来ることができました。しかし、長い間には悪い時を乗り越えなければならない時期が必ずあります。日本には春夏秋冬といった四季があるように、樹木には寒さに耐えて成長する年輪があり、それは人や会社にも当てはまります。不況は会社にとっては本物に生れ変わるチャンスと意識し、改善に努め体を筋肉質にして体力をつける機会であると、全社員が共通認識を持ち職場の改善に努めていただきたい。また、営業マンがお客様を訪問する際は、お客様のお役に立つには如何にあるべきか常に考える風土の大切さを感じます。経営者や上司がいつまでも指示命令しているようでは、考える習慣は身に付かないのです。社員一人一人が自分の頭で考え、自分の意見を上司に伝え共有することです。失敗すればすぐ改めるなど常に自ら改善に努めることを繰り返すことで、考えることが習慣になるのです。挑戦するということは失敗もあります。しかし、挑戦しなければ失敗も成功もなく自らの成長も無いのです。

 

戦後67年、私は高度成長期を体験して参りました。バブルが弾け20有余年、大変厳しい時代が続いておりデフレスパイラルの恐ろしさを知る思いです。政治においては、一国の総理の一言一句の重さや国際社会における責任の重大さをしっかり自覚し発言することの大切さを感じます。
私達は日常における「わかる」と「できる」とは違うと意識して行動しているでしょうか。人生において大切なことは、因果応報の言葉のとおり、長い人生において良い原因なくして良い結果を得ることはできないと言うことです。日々の行動に厳しく取り組む姿勢こそが自らの成長であり、会社の発展に繋がり、自らの幸福に繋がると意識し行動していただきたい。リーダーは、どんなに素晴らしいことを発言しても、どんなに立派な目標を掲げても大切なのは自らの果たす役割とは何かを自覚し行動することです。計画書を作るのも企画書を練るのも仕事ですが、実行に移して初めて仕事であると自覚していただきたい。お客様との取引契約においては、一生懸命努力するが成功しないこともあります。成功するか失敗するかは別の問題として、行動を起こすことがまずは大切であり、厳しい社会で求められている人財の条件であるのです。
言葉や意識だけでは何も変わらないのです。リーダーは組織をまとめ自らが先頭に立ち行動することです。多くの人は自分の果たす役割を分かっているが行動できないことに気付いていない人が多いのです。本当に「わかる」と言うことは行動が変わることです。周囲の人から「彼は、ずいぶん変わったね」と、言われる人であっていただきたい。

 

経営とは継続的・計画的に事業を遂行することです。特に会社は経済・商業など経済的活動を運営することで、そのための組織でなくてはならないと言われます。
先般、当社の役員から仕入先メーカーの達成率について報告を聞きました。仕入先メーカー、商社の担当者やホール業界に合った商品によって売上に大きく貢献する商品力について聞きました。一方営業マンの足で稼ぐ営業力という言葉もあります。お客様は本当に何を評価してお金を払っていただけるのかと思います。商品力であるのか、営業力であるのか、企業の信用力であるのかと検証することが必要と思います。
当社が継続発展し100年続く企業にするためには社内での共通認識が大変重要だと思います。それには、お客様の声を聞き、そのコミュニケーションを通じて、何を当社に求めているのかという点を大切にしてお客様の期待に応えていくことです。そして、当社の強みは何かをしっかり検証し共通認識を持つことです。営業マンがお客様に何を話し信頼を得て買っていただくことが出来るのか考えると、例えば、「当社は商品や品揃え、物流については絶対に他社には負けません。全てお任せください。ありとあらゆることに対応出来ます」と、はっきりものを申し上げることができるというような事ではないでしょうか。そしてそれが厳しい時代を生き残り勝ち残る営業の心得として意識しお客様のお役に立っていただきたい。ホール業界に限らず全ての企業の置かれている経営環境は、ますます厳しくなると思われます。当社で働く全ての従業員の皆さんの意識の向上、そして当社が果たす役割とは何かをしっかり認識し頑張って参りましょう。

バブルが弾け20有余年、未だ回復する兆しはなく、大手企業と言われる上場企業が資産売却し再生に当たるといった厳しい時代を迎えております。ビジネスのやり方や雇用のあり方もどんどん変わってきました。大手企業だけでなく中小企業も含めて、企業が人を抱えない経営に変わって来ております。必要とする社員だけを雇用し、出来るだけアルバイトを採用する時代に来ております。
当社においては、社員であれアルバイトであれ常に会社が必要とし必要とされる人こそ従業員としての人財と考えております。社員にも貢献度の高い人財と単純な仕事に明け暮れ一日を終えている人も多くいることと思われます。会社や職場の風土は、貢献度の高い人財を育てるという部下を育成しようとする上司の意識にあると思います。退職する社員にも能力を惜しまれ何度も何度も慰留され思い留まるように説得される人がどれだけいるでしょうか。他にも会社はいくらでもある、募集広告も沢山あり自分の能力を認めてくれる会社はいくらでもある、と甘い考えで退職するようでは、自分の成長はなく、転職を繰り返す外はないと思います。会社に必要とされる人になるために、思考力や知識を身に付け、人生における仕事のゴールは何処にあるかを考え、職場で必要とされ能力を発揮できる人財として成長していただきたい。今の職場で貢献できると言うことは、たとえ業種や会社が変わっても、社会人として必要とされる人財であることは間違いありません。

ホール業界は大衆娯楽として戦後60有余年、繁栄の一途をたどって来ました。日本の経済と同じくホール業界も大変厳しい状況の中、特に中小のホールは一層厳しさを増しております。機械メーカーは、ホール経営者の声を聞き、時代に合った機械の開発に当たっているのかと疑問を感じます。ホールの繁栄なくしてメーカーや私達業者も発展の道はありません。如何なるビジネスであれ、成功するために大事な事は、お客様の声を聞き、満足していただくことだと意識し行動実践していただきたい。お客様に喜びでいただくために努力するところに発展の道があるのではないでしょうか。当社であれば、お客様に納得いただく営業姿勢にかかっているのです。お客様の声を素直に聞き、それを活かすことが最大の使命であると心していただきたい。お客様の喜びは我が喜びと意識し仕事に取り組むことが大切です。厳しい時代は、己が成長する時と考えお客様のお役に立っていただきたい。社員の育成に努め、仕事に取り組んでいただきたいと願うばかりです。お客様の声を聞きお役に立つこと無くして当社の発展はありません。
人間は目標をもって一日一日を大切に生き行動することで持てる能力を充分発揮するものです。それぞれの立場で目標を持ち、協力し、達成した時に喜びを分かち合える風土が大切です。目標を達成した時の満足感や充実感といったものは、会社の地位や経済的な豊かさとは無関係に心の豊かさを得られると意識し、仕事に取り組むことが大変重要な生き方ではないでしょうか。

 

 

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