会長の部屋

健康の基本は、快食・快眠・快便が大切であると身を持って感ずる昨今です。私が不治の病にかかり胃を取り脾臓・胆のうを取るという大病にかかりながらも元気で日々過すことが出来るのは会社が健全な経営をしていることにあります。それは社員一人一人の頑張りによっています。心からお礼を申し上げます。日本の経済はバブルが弾け20有余年、回復の兆しが見え始めた頃、リーマンショックで円高が進み、ヨーロッパ経済の不況、中国との尖閣諸島問題により一層厳しさが増しております。歴史を訪ねますと、戦国時代の武将、山中鹿之助が「われに七難八苦を与えたまえ」と祈ったという逸話があります。戦後の厳しい時代を乗り越え経済発展を遂げてきた日本ですが、繁栄と共に一方では国民の心の脆弱さを感じ教育の大切さを感じます。家庭であれば親の姿勢、会社であれば経営者の企業姿勢にあり、国であれば国家国民のための政治姿勢にあります。国を代表する政治家が目先の政治状況に右往左往するのではなく、十年先、二十年先の日本は如何にあるべきかを考え政治を掌っていただきたいと思います。昨今の日本では、できればあまり苦労しないで楽しい生活を送りたいという人が増えて来ております。苦難と闘ってこそ幸せを得ることができるのです。今は戦国時代のように命のやり取りをする厳しさはありません。しかし、ビジネスにおいては、それに似た状態にあるのです。変化は厳しく市場も縮小してきています。企業が存続してこそ、社員の生活や家族を守ることになるのです。平穏無事な環境の中で自分を鍛えることは出来ません。困難に立ち向かっていく気概が必要な時代と心して、頑張っていただきたい。

社員の成長なくして企業の繁栄・発展もありません。それには、上司は厳しい中にも部下を思いやる心をもって接し、部下を一つにまとめることが大変重要です。厳しい時代を生き抜く為には、組織は同好会のような仲良しクラブであってはいけないのです。会社の組織に身を置くということは、会社の目標達成に尽くすことであると意識することです。それには社員の成長なくして成し遂げることは出来ません。社員の成長は如何にあるべきかを考える風土と育成が大切です。そして上司は気付く人でなくてはいけません。気付いた人がリーダーです。問題点があれば積極的にモノ申す人であっていただきたい。職場の改善の一つに社員一人一人の問題点を指摘し合う風土、指摘し合って己を見直す職場、そして良い点や悪い点、上司についても遠慮なく、言い合うことのできる風土こそが社員の成長に繋がり、社員がお客様のお役に立つ人財として成長していくのです。給料は組織の目標達成の対価として得られるのです。目標達成なくして豊かな人生を歩むことは出来ません。目標達成するためには、社員一人一人が経営者意識を持ち、自らの身を切る思いで部下を叱り指導し、欠点が直る位まで注意できる上司であっていただきたい。そして、上司は自らが一線に立ち、して見せる努力と行動が必要です。自分さえ良ければいいとの不適切な考え方では、職場は良くなりません。厳しい時代を生き抜くには、社員が会社の中心であるとの意識が大切であり、社長・役員はそういう社員を思いやる心を忘れないでいただきたい。社員全員が各々の役割を果たし同じ方向に向かって全力を出し切ることで目標達成するのです。

先般、石原都知事の突然の辞職表明には、都民や国民としての意見が色々あることと思います。辞職理由は国政や官僚機構の立て直しにあると言われております。日本は産業や政治機構の転換期にあるように思われます。次回の衆議院選挙には立候補しないという長老の議員の先生方が多いように思われます。しかし議員生活が長短ではなく経験を活かし国の為に尽くすことが出来るかどうかが大切です。今の政治家の先生方に足りないのは、諸外国との交流であるように思われます。長老の果たす使命は、若手議員を諸外国に連れ回すことにあるのではないでしょうか。一方、石原都知事が80歳になっても国の為に最後の奉公をしたいと、都知事を辞職し命を投げ出す姿勢に勇気を頂いた思いです。
創業以来一度も黒字になったことがなかった会社を一気に県内ナンバーワンに育て上げた自動車販売会社があります。そこには徹底した現場主義を貫いた社長の姿勢があります。その社長は、本社に居ることは少なく、毎日どこかの支店営業所に直接出社しては営業マンと一緒に顧客廻りを続けていたと言われます。企業の繁栄は社長・役員・幹部が価値観を共有し、会社を支えるのは自分であると意識し行動する姿勢にあるのではないでしょうか。また、赤字会社が県内トップに生まれ変わったもう一つの原因に「時間」があります。社内の清掃やその日の準備は営業時間になる前に終らせ、一日をフルに使えるようになったからだと言われます。時間は全ての人に平等に与えられているのです。使い方の差は非常に大きく、時間を有効に活用する人こそ仕事を制する人だと改めて感ずる思いです。

 

戦後67年、世界経済は大きなうねりを描き日本の政治経済は大変厳しい時代を迎えております。このような厳しい時代を生き抜き勝ち残り100年続く企業にするためには、社員一人一人の進化なくして生き残ることは出来ません。その為には、常にお客様のお役に立つには如何にあるべきかを考えることの出来る人であっていただきたい。幹部社員に一番大切にしていただきたい言葉は、論語の「信・義・仁」です。これは如何に時代が変わろうと不変の法則として受け継がなければいけない言葉ではないでしょうか。「信」とは、人の信頼や社会の信頼を裏切らずに守ること。「義」とは、自分の良心に照らし合わせ正しい事を行うこと。「仁」とは、私利私欲によらず相手の立場になって物事を考える思いやりの精神のことで、自他至福の精神を忘れないでいただきたい。優秀な営業マンに共通するのは、常にお客様に喜んで頂く営業とは如何にあるべきかを考えていること、そして、常に笑顔で明るく爽やかに大きな声で接客する姿勢です。上司がしっかり部下の行動を見て指導に当たることが出来ているかが重要課題であるのです。営業の皆さんにおいては、売上目標の達成が厳しい時代を迎えております。このような厳しい時代こそ、お客様からご紹介を頂くことが大切な時代ではないでしょうか。ご紹介をいただくには、お客様との信頼関係なくして出来ません。営業の皆さんの心得として大事なことは、お客様の要望に答え、時には積極的にご紹介をお願いする意識を持つことです。その為にはお客様のお役に立つ努力が必要です。厳しい過当競争の時代です。このような時代こそ、企業として信頼を得ることが大切な時代ではないでしょうか。

我が人生は、創業50年を無我夢中で走り抜けて来た人生であり、金婚式を迎えこれからの人生を家内共々楽しく生きる年齢になりました。人生80年時代を如何に生きるべきかと考える度に「光陰矢の如し」の言葉のように月日の流れの速さを改めて感じる昨今でございます。
今年のノーベル賞では京都大学の山中伸弥教授が医学生理学賞を受賞され、日本人としての勇気と誇りを与えて頂きました。山中教授の座右の銘には、「人間万事塞翁が馬」と「目的を持ち一生懸命に働くこと」の二つであると言われます。山中教授のお話の中で、「家族に感謝、仲間であり部下の皆さんがあってノーベル賞を頂くことができた」との感謝の言葉があり、彼の人間性の素晴らしさを感じました。人として生きるには、感謝する精神を持って歩むことの大切さを教わる思いでした。まさしく「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の言葉を想い起こす心境です。
私は病に陥り、無病息災から一病息災に物事の考えを改め、「万事塞翁の馬」の言葉のように人生をプラス思考に捉え一日一日を大切に歩んで参ります。先般、当社の顧問の先生、家内と共に草津温泉へ療養に行って参りました。今迄、旅行と言えばお客様の接待の旅でした。我が人生は、結婚して家庭生活や会社の為、そして社会にお役に立つ企業とは如何にあるべきかを考えた上で経済活動を行い過して参りました。一度しかない限りある人生、本当にやりたいことをやらないで過している人がほとんどではないかと思います。家内共々70歳半ばを迎え、これからの人生を有意義に生き、80年時代を生き抜いて見たいと思います。

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