会長の部屋

日本の政治も大きく変わるべき転換期を迎えております。そして同時に経済の転換期でもあり、変化は外部だけではなく、社内にも起きてきていると自覚することが大切だと思われます。売上が伸び、成績が良いと安心してしまい、変化に気付かないものです。職場の問題点などは個別に具体的に見なければ変化は掴めないものです。営業活動、配送や、仕入れ、財務対策などについて、社内でしっかりコミュニケーションが出来ているかどうかは、良い時は中々気が付かず、不十分であることを見過ごしてしまうものです。各々の職場で役員、幹部、リーダーは部下の行動・態度・姿勢についてもしっかり観察し、指導育成に努めて頂きたいと思います。会社が経営計画方針の目標を達成する為には、社員一人一人の努力を評価すべきは評価し、指導すべきは指導し、価値観を共有することが大切です。目標達成は幹部社員の任務であると自覚する事です。三つ叱ったら五つ褒め、七つ指導する意識を持って仕事に取り組んでいただきたい。結果は必ずついてきます。発展している企業は将来を見据える風土を持ち合わせ、業界の将来と共に、足元をしっかり見つめる事が出来る企業ではないでしょうか。問題を問題とは気付かず、悪い部門が増えた途端、会社全体が一気に悪くなるのです。厳しい時代こそ、今一度過去を振り返り、これからすべき事を見直し、仕組みの改善に努める事が大変重要だと思います。経営の格言に「蒔いた種と同じ花が咲く」と言われています。トップと信念を同じくして、小さな種をどこにどう蒔くか、そしてトップに対して提案する事が幹部の使命であり幹部として更に成長する道であると自覚して頂きたい。

国際化が進むことにより産業の転換期を迎えております。ホール業界においても一層二極化が進むものと思われます。景気の良い時は雨後の竹の子のように会社が立ち上がったものですが、不景気と共に衰退に入り、廃業に追い込まれる会社が多く見受けられます。私が事業を立ち上げた50年前は、物さえあれば売れた時代です。当時は金も人もなく寝る時間を惜しんで働いたものでした。そしてそれが当然と思う時代でした。将来このような会社にしようと考えて仕事をする余裕すらなく、一日一日を家内共々、子供の寝顔を見ながら働いたものです。仕事も順調で売上も上がり、社員の採用も積極的に進めたものの、一方で人の出入りも激しいものでした。しかし、人についての苦労をすることで将来のビジョンを語ることが必要であることを知りました。金儲けだけを考えていては、社員の定着率も低いのです。人は金だけの為の仕事で、生きる喜びがなければ長く続きません。定着率を上げるには、如何にあるべきかを考える事でその状況が改善され、お陰様で今では、社員も共に成長して頑張っており、このことを考える機会を得たことに感謝する思いです。しかし、バブルが弾けたリーマンショック以後、ホール業界においても大変厳しい時代を迎えております。このような時代こそ、今一度原点に戻り、お客様が何を求め、何をしたら喜んでいただくことが出来るかを、考えることが大切な時代ではないでしょうか。例えば、幹部やリーダーの皆さんについても、仕事を終え帰宅し一人になった時に会社のことやお客様のことを考える人こそがリーダーの資質を持っていると言えるのではないかと思います。ビジョンとは理想であり、夢であり、社長と社員を繋ぐ一本の糸のようなものです。社長の個人的な理想や夢ではなく、会社の発展と共に社員の幸福があるのであり、このことが夢を実現する基本であると自覚していただきたい。

ホール業界の発展と共に50年、売上を達成し一年たりとも赤字を出すことなく発展の道を歩んで来ることが出来ました。これも社員皆さんの努力の賜でもあり、心から感謝する思いです。
業界も大きな変化の時代を迎え、引き続き目標を達成していくには大変厳しい時代を迎えております。このような時代は、全社員が我を振り返り自らの行動に何が不足しているか見つめ直す時であると心掛けていただきたい。打つ手は必ず見い出せるものです。むしろ会社の目標を実現するためには、各社員の任務が明確になり全社員が一丸となるチャンスであると心して下さい。そして、危機感を持ち、売上達成のためには如何にあるべきかを検証して下さい。本社・支店・営業所のリーダーの皆さんが、目先のことをこなすのが仕事と思っていては、会社に貢献しているにはなりません。例えば、総務などの間接部門であっても、売上目標を達成する為に、自分は何をすべきか部門で話し合うような企業でなくては、厳しい時代を生き残って行くことは出来ません。営業の皆さんは課の目標や個人の目標があるから自らを律し、日々精進することが出来るのです。厳しい目標は、社員一人一人の強固な意志や強い情熱を示すものと意識していただきたい。小さな目標やすぐ出来る目標は、人間の器を小さくし成長することが出来ません。大きな目標を実現するためには、並大抵な努力では達成することは出来ません。
デフレスパイラスの時代です。従来の取扱商品にこだわっていてはいけません。取り扱う商品の見直しも必要です。職場ごとにしっかりと検証し、「改善するべきことは何であるか」と、価値観を共有し、売上達成の為に全社員が一丸となり、達成を喜び合える職場であっていただきたい。

日本は長寿企業大国と言われます。創業200年を超える企業は、世界に5000社、日本に3000社あります。更に日本には創業100年を超える企業は5万社以上あると言われます。日本は長寿企業で発展を遂げて来たのです。しかし、時代も変わり円高や高齢化が進み、国内においては生き残ることが難しい時代を迎えております。このような時代こそ、時代に適応する経営について考え努力することが大変重要です。社員はトップの意向をしっかり受け止め、会社は社員の苦労に報いるために発展し、利益を上げる必要があります。そして、会社の発展を通じて社員が幸せになり、社員の幸せを通じて社会に貢献する企業でなくては、この厳しい時代において100年続く企業には成り得ないのです。
変化の時代をチャンスとして活かすか、ピンチとして問題処理に追われるかは、考え方次第で変わるのです。そのために幹部は部下の育成において厳しさの中にも思いやりの心と愛情を持ち価値観を共有してください。厳しさの中でのチャンスとは如何にあるべきかを追求し続けることは、会社が成長するための原動力になるのです。また、お客様とも常に価値観を共有し厳しさに耐え、チャンスの追求に心掛けて下さい。変化の時代こそ、幹部はトップと同じ姿勢を身に付け、積極的な思考を持ち、プラス思考で物事を捉え商談を進め頑張っていただきたい。前向きな考えで仕事をすることで、相手を引き付け、より良い方向に向かって行くのです。自分が変わることで相手も変わり、前向きな思考が部下を変え、お客様との信頼関係を築いて行くのです。

 

日本経済の景気に左右され、ホール業界においても30兆円・3000万人と言われたパチンコファン人口が、今では20兆円・2000万人を切る時代を迎えております。そんな中で地方から関東に進出するホール業者が大変多くなっています。新規店の取引が将来の大きな鍵になると思われます。
既存の取引先の動向や同業他社との関係にもしっかり目を向け、お客様が必要とされている商品を持って稼動を増やす提案が必要です。等価交換だから商品は出ないと諦めてはいけません。商品を持って集客に努める提案が必要な時代です。待っていては売上は伸びません。積極的な行動が必要です。変化は常に現場にあります。幹部の皆さんはお客様の本社への訪問とホールの現場に行くことが大切です。現場には机の上で数字を見ているだけでは分からないことがあるのです。営業担当者のお客様への応対についても、お客様の所に行かなければ分からないことが数多くあると思われます。お客様を訪問することで当社の営業担当者の良いこと悪いこと、そしてお客様が同業他社と比べて当社に対して不満を抱いているポイントが分かるのです。幹部が現場に積極的に係わることで、視点も変わり自らが磨かれるのです。価値のある訪問と訪問回数が売上に比例します。幹部が訪問することでお客様の意見を沢山聞くことができ、変化をチャンスに変えて行くことができます。幹部は営業担当者と価値観を共有し、常に前向きにお客様のお役に立つ事の出来る提案に努めていただきたい。また、営業と配送は車の両輪です。配送の皆さんの協力も大変重要です。心掛けて参りましょう。

<前のページ 89101112131415161718

このページの先頭へ

会長の部屋

<   2013年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
リクナビ2018 エントリーはこちら
ひまりちゃんを救う会
カナカツ
神奈川福祉事業協会
神奈川被害者支援センター