会長の部屋

12月7日の内閣府発表による前月10日の景気判断においては、前月の下方局面への変化が示されております。景気が後退し悪化するのは、リーマンショック前後の2008年6月から2009年4月以来になると言われます。政治経済は大きな転換期を迎えております。このような時代こそ、政治主導で景気を引き上げることが大変重要ではないでしょうか。
このような厳しい時代にも全国展開を図り成長されている企業があります。お客様の発展なくして当社の繁栄もありません。それにはお客様の要望にしっかり応えることのできる企業体質の強化が必要です。成長の秘訣は厳しい社員教育であり企業風土にあるのです。社員は自らの生活向上の為に己を磨く努力が必要であり、このことが厳しい時代を生き抜く基本ではないでしょうか。人間はこの世の中で自分を磨くために生まれてきたと言われます。社員一人ひとりが「人間的魅力とは何か」をしっかり検証し向上に努めていただきたい。人間は誰でも素晴らしい本性を持っているのですが、磨かなければ決して表に現れるものでもありません。自分さえ良ければという自己中心的な気持ちでいると、相手の喜ぶことより自分の喜びを優先させることになるのです。
社員全員の人間的魅力の向上なしでは会社の繁栄はありません。ホール経営は、どれだけのお客様に利用されお楽しみいただくかという風土があるかどうかです。お客様に「また来るよ」と言っていただくために、そして社員の皆さん一人ひとりがお客様の立場に立ち喜んでいただく為に、爽やかな笑顔、人間的魅力の向上が要求される時代ではないでしょうか。
職場は戦場でもあるのです。どのような状況の変化にも機敏に対応できる柔軟さが必要です。

放浪記を2017回演じ、ドラマでは母親役で日本のお母さんと言われ親しまれた森光子さんが亡くなりました。12月7日に開かれた会では2300人が参列しお別れを惜しんだ様子。森光子さんを象徴する花言葉・感謝のダリアや愛のバラで埋めた祭壇には、愛した着物が飾られていたと報道がされていました。一方、12月5日に十八代中村勘三郎さんが57歳という若さで亡くなりました。6月1日に食道癌を宣告され、早期であるから大丈夫とニュースは流れていました。しかし、187日に亘る闘病の末、癌で亡くなったとの訃報に接し、私も癌で悩み苦しんでいる一人として心を痛める思いです。
7日のフジテレビの2時間番組、「さようなら勘三郎さん最期の日々」で、癌の手術の三日前に胸の内を語った様子が流れました。その中で「やりたいことが僕にはまだまだ沢山ある」と悲痛な胸の内を語る表情に、胸を打たれ涙する一時でした。また、父を看取った息子二人の京都南座で襲名口上の様子を見て、改めて勘三郎さんの偉大さを知ることができました。「三つ子の魂、百までも」と言われるように、二歳ぐらいから始める厳しい英才教育の大切さ、小さい頃に覚えたことや習ったことは生涯忘れないものであることを改めて知る思いです。勘三郎さんの座右の銘は「形があるから形破りであり、形がないものは形無しである」と表現され、歌舞伎の世界で、舞台に新作の古典を組み入れタップダンスをしたように、気位の高い日本の伝統イメージの強かった歌舞伎をおもしろおかしく身近な芸能という側面を引き出した先駆者であり、挑戦的で前向きな生き方に大変共鳴する思いです。まだまだ歌舞伎の世界で活躍していただきたい一人でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。
癌を患った当事者として、家族の心の痛みは幾何(いくばく)であるかを知る思いです。

私がブログを書き始めて十年になるかと思います。ブログは私の日記帳であり社員の皆さんとのコミュニケーションツールの一つと思って書き続けております。
会社とは、生まれも育ちも違う人から成る集団です。そのような組織の中で、価値感の共有をしろと言っても無理なことでもありますが、企業の繁栄は、社員一丸となって価値感を共有すること、それなしでは出来ません。それにはまず自分の思いを伝えることの大切さを身をもって感じております。同じ方向に向かって全員の力を結集しなければ会社は生き残っていけないのです。会社というのは、実は売上不振や不渡手形とかの外的な原因で潰れる訳ではありません。社員の意識がバラバラで信頼関係もない、そのような状態をきっかけに会社がだめになっていくのです。会社はプロフェッショナルたちの競争社会の中で生きているのです。競争に負ければ多くの社員や家族を路頭に迷わすことになるのです。戦後の日本の経済を支えて来た家電産業は、国際社会で遅れを取り大変厳しい状況にあり、リストラによって生き残りをかけています。
会社は仕事の出来る人や意欲のある人の育成に努めることが大切です。如何なることにも前向きに戦う姿勢を見せず困難から逃げる人は必要としない時代を迎えております。常に挑戦し成功し結果を出す人財でなければ、社内社外を問わず信頼をいただくことは出来ません。一方、上司が部下に無理を言うのは、部下を育てようとしている事であると意識していただきたい。部下は仕事をやり遂げることで会社の繁栄に繋がり、上司との信頼関係を築いていくのです。信頼を得るには自らの意見をハッキリと伝えることが大変重要です。

報告は仕事のひとつであり、報告をすることは良い仕事をする為の重要な手段であると意識し、必要に応じて一刻も早く上司に報告することで人は信頼をいただくのです。報告をしないことは、お客様を失い取引先を怒らせ売上を落とすことになり、企業としては許されることではないのです。創業50年の中で私の反省は、「任せて、任せず」の言葉のように、報告の義務を徹底させることは信頼関係を築く上での基本であるということ、徹底することが出来なかったことです。報告を怠って勝手な行動をし、結果として会社に大きな負担を掛けた人がいました。「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますがとにかく報告し相談することで物事は始まります。仕事の成果だけが目的ではないのです。報告がなければ提案も出来ません。報告は自らを守り、会社の発展を導き、多くの社員を豊かにするのです。報告は仕事の最終段階における義務です。急ぐべき用件については今すぐに一週間の出来事を、中長期の仕事では中間報告を適切にすることが大変重要であると意識していただきたい。「上司が忙しそうにしていたので、報告するタイミングを無くしてしまった」は、遅れた言い訳の一つです。上司は些細な事でも報告を期待しているのです。組織が大きくなれば部下を信頼することも大切ですが、報告することが企業を守ることであり信頼関係を築く上での基本なのです。これは組織の生死がかかった問題です。良く報告する人は正しく評価されるが、報告しない人は表面上の結果でしか評価されないのです。良く報告する人は、逆に上司からの情報も多く与えられ、自分の成長にも繋がるのです。経営者や役員の感性に合った行動を心掛けていただきたい。

厳しい社会情勢の中にあって、如何にしてお客様のお役に立ち繁栄の道を歩む事が出来るのか、常に考える企業風土を持つ会社でなければ存続が難しい時代を迎えております。役員幹部は経営について学び、営業の皆さんはお客様のお役に立ち信頼を頂くには、今何をすべきか考え仕事に取り組んで頂きたい。ワコールの創業者の塚本幸一さんの言葉に、「会社の経営は鳥みたいなもので常に羽ばたいて飛んでいなければいけない。羽ばたくのを止めたらすぐ落ちていくのだ」というのがありますが、仕事は全社員が価値感を共有し日々努力をする中で評価されるものであり、社員がそういう仕事が出来るようになってこそ、会社は社会に貢献する企業として発展していくのです。やはり会社は人であり能力です。人とお付き合い出来るのも人を管理出来るのも教育出来るのも能力、つまるところ会社は人で決まるのです。幹部社員が経営者意識を持ち、努力する事が会社経営をしていく上での財産であるのです。年末、賞与の季節を迎えましたが、皆さんが一人一人の能力を結集して良い数字を出せば、結果として一人一人の成果配分も高まるのです。給料も賞与もお客様から頂くのです。お客様にお役に立つ事が生き甲斐であると意識する事が自らの成長に繋がるのです。高度成長期と違い当社に限らず、ありとあらゆる企業が厳しい時代を迎えておりますが、このような時代にこそ自らに厳しく取り組んで頂きたい。「無から有を生む」というようなことは決して出来ないと思ったら、絶対に売上達成出来ません。必ず達成するその為に、今、何をすべきか全員で考える風土には必ず結果は付いて来ます。結果を出す人は人の何倍もの知恵を出し汗を流していると意識して頂きたい。

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