会長の部屋

新年を迎えるにあたり、大切にしてきた行事の一つに、賀詞交歓会があります。今年も、社長室の皆さんを中心に、役員幹部の皆さんがしっかり対応を頂き、無事終了することが出来ました。改めて、感謝申し上げます。私は病と闘う中で、最も心を癒すことが出来るのは、社員の皆さんの成長を感じるときであり、それがまた私の健康を支えているのではないかと思っています。心から、全社員の皆さんにお礼を申し上げます。昨年は、精神面でも病と闘っていました。その中で、生きとし生きるものとして、社会に役に立つには如何にあるべきか、と考える日々が続いております。まずは、癌にかかろうとも必ず治す、との強い信念をもって、健康を回復して参ります。「このようにして元気で頑張っております」、と言えることが出来るのには、あと数年はかかるものと思います。一日一日を大切にし、努力して参ります。神のご加護のお陰からか、これまで肉体面では、お陰様で風邪一つ引くことなく無事過しております。
さて、会社の健康は、私の健康に比例するのではないかと思っています。一層健全なる企業体質の強化に努め、社会に貢献する企業を目指すことで、私も元気になってくると、思っています。そのためには、お客様にお役に立つには如何にあるべきかを常に考えること、すなわち、思考力が大切です。思考力は使わなければ衰えるのです。人はゆとりがあると物事を真剣に考えないものです。私が事業を始めた当時は、食べていくために必死でした。どうすれば食べていけるか、どうすればもっと売れるか、と絶えず考えたものでした。今年も、部門の責任者の皆さんから、新年の抱負を語っていただきました。部門長の皆さんの考えを伺い、皆さんの成長を感じることが出来ました。上司は絶えず「君ならどうする」と考えを聞くことが、部下の思考力を鍛え、部下の成長に繋がるのです。そして、部下から返ってきた考えが、社長や自分の考えに近ければ、認めて誉めることです。これらのことが習慣化されれば、部下は成長していくのです。

健全な精神は健全な肉体に宿ると言われます。会社の財産とはお金だけではありません。人であり、信用であり、お客様も大切な財産なのです。お客様の信頼無くして会社の発展もありません。また、人財も会社の大きな財産なのです。お客様と接する時は、春のように温かい心で接し、仕事をする時は夏のように燃える心で、考える時は秋のような澄みきった心で、反省する時は冬のような厳しい心で反省し、お客様の心を心としてしっかり応対することが信頼を頂く基本なのです。目標は経営者や管理者だけが理解しているということでは達成できません。今年の会社のスローガンは「感動を超えるサービスの追求」です。補足として~コミュニケーションの「質」を高める~が今年のテーマでもあるのです。会社の目標は集団で達成されるものであって、全員の力の結集がなければ達成は不可能です。集団の力を最大に引き出す為には、協力とコミュニケーションが大変重要です。全従業員がコミュニケーションを高め、目標を理解し、価値観を共有し、目標達成に努力することです。一年間の売上目標も、一日一日の努力の積み重ねであり、働く一人一人がテーマへの理解に取り組む結集でもあるのです。一年の売上は、ある日突然実現するわけでもありません。どんな大きな目標でも本社、支店、営業所、営業、配送、内勤の一人一人が、一つ一つ確実に処理をし、お客様のお役に立つことを喜びとして努力に努める事が、お客様の信頼を頂く基本であり、売上達成に繋がるのです。三流の人は人の話を聞かない、二流の人は人の話を聞く、一流の人は人の話を聞いて実行する、超一流の人は人の話を聞いて工夫すると言われます。「学ぶ」の語源は真似ることと言われます。上司の良い所をしっかり真似、実行して参りましょう。

今年の一文字は希望の希です。今年は政権も変わり、経済再生に向けた船出の年でもあります。しかし、日本を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続くものと思われます。デフレ、少子高齢化、産業の空洞化の進展など、問題は山積しております。しかし、嘆いていても始まりません。明るく、元気で、前向きに、人生を歩んで行こうではありませんか。さて、女性の社会進出が今後の日本経済を支えて行くと言われています。当社においても、女性社員の幹部育成に務める事が必要と思います。それには女性社員が結婚し、出産した場合においても、安心して仕事ができる環境を作り上げることが必要と思います。ところで、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは、女性の美しさを花に例えた言葉です。一方で、花の中でも、蓮の花は泥の中に咲きます。蓮の花は、きれいな水の中では美しい花を咲かせることはできないのです。人間も同じで、逆境を経験してこそ、花が咲き、実が実ることもあるのではないでしょうか。長い人生には色々な事があります。昨年、私が癌を宣告されたように、何が起こるかわかりません。しかし、諦めてはいけないと自らに激を飛ばし、一年過ごして参りました。人生悩むこと、苦しいことがあります。もうダメだと絶対に思わず、必ず立ち上がるのだと強い信念を持ち、人生を歩むことが必要です。社員の皆さんも時には自分の事だけではなく、家族のこと、職場のことにおいて悩むこともあると思います。悩みのない人は誰人たりともいません。遠慮なく上司と相談することです。私にも相談して下さい。何事もプラス思考に捉えていただきたい。プラス思考の3Kは感動・希望・工夫の三文字です。常にプラス思考で歩む事で、人生そのものが変わっていくのです。職場においても、仕事を好きになり、感動を持って仕事をする事で、必ず希望が生まれるのです。

今年の私の目標は、なんと言っても第一は健康です。心身共に健康たらんと努めてまいります。また、私の健康には、会社の健康も含まれています。健全なる企業体質の強化が多くの社員、家族の生活を守ることにもなるのです。昨年の仕事納めの日に、当社の役員から、社員の皆さんへ「合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)」という言葉に絡んでの話がありました。その意味を説明した後で、「例えば、皆さんの労働時間を更に短縮して、休みをもっと多く取得して貰い、賃金を大幅に引き上げた場合、皆さん一人一人にとって良い事にはなりますが、それによって会社の業績が落ち込み、存続が危なくなれば、社員・家族の生活を守る事ができません。やはり、皆さんの頑張りなくしては、未来の幸福を掴むことはできないのです。皆さんの頑張りは、お天道様が見ています。2013年は私達の更なる飛躍の年に致しましょう。」と挨拶いただき、私は背中がぞくぞくする思いでした。会社の発展は、目標に向かって計画を立て、実行し、反省し、改善に努めの繰り返しです。皆さん一人一人が目標を持って人生を歩んでいただきたい。経営において、目標設定は絶対の必要条件です。成長している会社は、会社全体はもちろんですが、個人個人がしっかり目標を持ち努力しているのです。目標があるかないかで成長や繁栄が大きく左右されるのです。目標を持ち、自分がすべきことは何かを明確に持ち、仕事をする事で職場は変わり、生きがいややりがいが生まれるのです。会社は働く人の力を一つにすることによって偉大な仕事を成し遂げる組織であることを認識し、個人プレーではなく組織プレーに徹していくことが重要です。目標はそれぞれ役割によって違うものの、確実に達成することが自分に課せられた任務であると意識を持ち、努力することです。

会社の発展・繁栄は、社員の成長なくしてありえません。信頼とは信じて頼ると書きます。同僚との信頼関係、上司との信頼関係、お客様との信頼関係、会社はすべからく「信頼関係」で始まるのです。役員幹部は部下からの日常の出来事の報告や説明を受けるでしょう。その中で特にトラブルや悪い報告ほど、上司との信頼関係の大切さを感じます。その種類のものは絶対に内容を自分の都合のいいように報告してはいけません。幹部が事実に基づいて情報を正確に受けないと正しい判断が出来ません。リーダーとしての役割は、真実を語らせる信頼関係にあると理解し、一方部下は上司から信頼を頂く行動がとれるように努めていただきたい。「実るほどこうべ頭を垂れる稲穂かな」の言葉のように、役員幹部になればなるほど部下の報告をしっかり聞き、指導に当たることです。「反省だけなら猿でもできる」というテレビ広告がありました。しかし、社会人として、反省は成長し進歩していくために絶対欠かす事の出来ない事です。
人間にとってもっとも恥じることは、間違ったことや失敗することではなく、同じ間違いや失敗を再度繰り返してしまうことです。間違いや失敗の体験をそのままにしていては、人生の貴重な体験を無駄にすることになります。人生において成功するためには、日常生活の出来事を一つ一つ反省し、自分の成功例、失敗例を大切な財産とし、活用していくことが大変重要です。反省なしに人間として向上、成長はありません。私も過去において反省の連続でした。日々の反省に徹してあらゆる工夫をする事で、革新が生まれ、その体験が生かされて成功していくのです。仕事の成功には、目標・計画・実行・反省の繰り返しです。常に時代は変化の連続です。部内においても計画が達成できないのであれば、その原因はなんであるかを反省し、価値感を共有することです。

<前のページ 56789101112131415

このページの先頭へ

会長の部屋

<   2013年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
リクナビ2018 エントリーはこちら
ひまりちゃんを救う会
カナカツ
神奈川福祉事業協会
神奈川被害者支援センター