一年間を振り返るために、家内と友人二人で2泊3日の予定にて日曜日に韓国ソウルへ出発しました。1日目はお天気に恵まれ、家内は私の健康に良い黒にんにくや漢方薬の買物に、友人は昔懐かしい風情を楽しむために出掛けました。夜は友人の居酒屋に行き、その後はおでん屋さんで食事をし、韓国ならではの楽しい一時を過ごしました。
2日目は車で1時間くらい移動し、緑豊かなイチョンという田舎に出掛けました。ここは当社の創立30周年の時に、当社が韓国の皆様に支えられて30年を向かえることが出来たことを記念し、韓国の白磁の花瓶を焼いていただいたところで、この懐かしい町を訪問し楽しく昼食をとりました。その後、リゾートホテルにチェックインしたところ、テレビを通じ台風の情報を知りました。明日韓国に台風15号が上陸すると確認し、急遽帰国の準備をし、最終便で帰ってくることが出来ました。そのため韓国の友人には大変迷惑を掛けてしましました。しかし、予定通り行動していたら帰国日に飛行機は欠航し帰る事が出来ませんでした。先を読む判断の大切さを感ずる旅でもありました。
日本と韓国は竹島の領土問題で揺れ動いております。韓国の国民は子供の頃から竹島は我が領土であると教育され、実行支配している大統領が竹島に上陸することになんら問題がないという認識である一方で、今回の天皇陛下に対しての発言は暴言であり、大統領として恥じるべきとの二つの思いに揺れて、在日同胞の皆様は複雑な思いではないでしょうか。時代を動かし政治経済を動かしていくのも原動力は人間の心であり国家を代表する総理の政治姿勢にあります。強い意志を持ち何事にも恐れず必死に努力することがリーダーに必要であると考えさせられた旅でもありました。

日本を取り巻く領土問題、日本が領有権を主張する島々、竹島、尖閣、北方領土に大きな問題が起きています。此れも政治の脆弱さにあるのではないでしょうか。先進国と言われた欧米や日本の国々が大変厳しい時代を迎えております。
ホール業界においても30兆円と言われた時代と違い、今では20兆円を割り込み大変厳しい時代を迎えております。当社は8月が申告の月でもあります。今期も皆さんの努力により黒字経営を続け47期1期たりとも赤字を出すことなく企業継続することが出来ることに心から感謝申し上げます。厳しい時代こそ己を磨き企業体質の強化を諮る時と考え、改善に努めお客様のお役に立つ企業を目指していただきたい。それには、何事も一歩先を読んで仕事をすることが大切です。先を読むためには視野を広くもつことが必要です。そして幹部社員は情報力を高めることです。若手中堅社員の皆さんは、目の前の仕事に追われ余裕の無い人も多いと思われます。机を並べる同僚が、今何をしているのか目に入らず黙々と仕事をしているように思われます。中堅の皆さんにおいては、組織全体の中で自分の役割とは何か、少なくとも職場全体の動きを敏感に察知し、次の一手を考えられるような見方を身につけていただきたい。
支店・営業所・他部門が今どんな問題を抱えていて、どう対策を打っているかなどの情報交換が大変重要です。困ったことがあれば一人で悩むのではなく遠慮せず相談していただきたい。相談することで会社全体の流れが分かってくるのです。私はコミュニケーションの大切さを身をもって感じております。

月日の流れの早さを身をもって感じます。胃癌の手術をして早7ヶ月が過ぎました。体重は15K落ちたものの元気で仕事が出来ることに感謝する昨今ですが、不治の病と言われる癌の恐ろしさを身をもって感じる日々でもあります。しかし、早期発見ならば治療はでき、回復することは間違いないと強く自らに言い聞かせ、無理をせず過すことに気を付けております。胃を全摘し、転移はないものの、脾臓・胆嚢を取りました。胃の無いことは、食生活に大きな影響を与えております。抗がん剤を服用することで食事の量は減り、身体のだるさを感じております。抗がん剤は40%位の効果は保証されていますが、逆を言えば60%位は効かないということでもあります。癌に効かないと言うだけでなく抗がん剤を飲むことで正常な細胞も一緒にやられてしまいます。私の抗がん剤はTS-1と言って比較的軽いものと言われています。残された人生を有意義に過す為に最大の努力をし、皆さんに「このようにして回復しました」と伝えていきたいと思います。そのために、免疫力を高める漢方薬等の服用と針灸に週2回1時間の治療をしております。先のことは考えず今出来ることを精一杯やるように心掛けております。これからの人生は何か少しでもお役に立つことを生き甲斐として歩んでいきたいと考えております。ある年齢になれば無闇に食べることは出来ません。ゴルフにしても自分の思うようなスコアーで廻ることは出来ないと思います。唯一できるとするならば過去の経験を踏まえた上で、人の役に立つことであり、これが出来れば一番の幸せと考え、意義ある人生を歩んでいきたいと思います。

この世に生を受け74年、14歳で父親を亡くし15歳で我が故郷を後にして上京する際、母親に「世の為、人の為になれ」と言われた言葉は、母親ゆえに大きな影響を受けた一言でもありました。
私が癌の治療でご心配いただく先生の言葉「自他至福」についてお話を聞きました。辞書に目を通しますと「自分も他人もこの上もない幸福」と書かれております。しかし、先生は自分のことより相手の幸福を優先する考え方が大切ではないかとの話に大変共鳴する思いでした。
例えば、子供の頃は親からしてもらうことばかりです。赤ちゃんの時はお母さんに抱かれ、おっぱいを貰い、少し大きくなればお小遣いを貰い、小学生になればランドセルを買って貰い、中学高校と成長します。大人になり、会社に勤め月給を貰って、お母さんやお父さんに初めて贈り物をするようになり、受ける側から与える側にまわるのです。人間に真の幸せとは受けることではなく、仕事においてもお客様にお役に立ち会社に貢献する人財になるなど、与えることにあり、このことが結局晩年の幸福をもたらすなではないでしょうか。戦後の日本の教育では、ある意味市民の権利とは要求することだと教わってきました。相手が国家であろうと親であろうと、貰うのがあたり前で、与えるのは損だと考えるようになってしまったのではないでしょうか。間違った発想が続けば、いつになっても育てるという大人の側にまわることは出来ません。人間は、人と人との間というその文字が示すとおり、人の間で生きていくものです。人の力を借りることで成長していくのです。人に嫌われ相手にされなければ価値ある人生を歩むことは出来ません。人としての成功は沢山の人に信頼されることで繁栄の道を歩んでいくことにあるのです。

戦後の厳しい時代、国家を支えて来たのが電気産業でもありましたが、大変残念なことに大変厳しい時代を迎えております。ホール業界においても二極化が進み、中小のホールは厳しい時代を迎えております。このような厳しい中にも良いホール企業が存在します。それは経営者・役員・幹部の経営姿勢に掛かっているのです。良い会社においても、一朝一夕に良い体質ができるものではなく、長い時間をかけて築き上げたものでもあります。それには社員の教育風土の大切さにあると感じます。常にお客様のお役に立つには如何にあるべきか、ホールにおいては、ご来店いただく魅力とは何かを常に考える風土が大切です。人間は自分を磨くためにこの世に生まれて来たと言われます。相手を思いやる優しさであり、明るいこと、人情の厚いこと、責任感があること、何事においても前向きに捉え苦労をいとわないことが長い人生を生き抜く大切な要素であります。人間は誰もが素晴らしい本性を持っていますが、それを磨かなければ決して表に現れることはないのです。人間は何人たりとも怠け心があり、「そんな努力はできない」「必要ない」と思うものです。自分が良ければという自己中心的な気持ちが出ると、相手の喜ぶことより自分の喜びを優先するのが大半ではないでしょうか。人の喜びは我が喜びと意識し、人生を歩むことで幸福は訪れるのです。お客様は言葉にせずとも行動や姿勢を厳しく見ていると意識し仕事に取り組んでいただきたい。一般に会社は、売り上げや利益の向上、部下の管理の仕方などは熱心ですが、一方で人間的魅力を高める教育にも力を注ぐ必要もあると思います。社員一人一人が「自分で自分を磨く」という習慣をつけることが重要ではないでしょうか。

 

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