「企業の繁栄は教育にあり、価値観を共有する風土を作ろう」をテーマに仕事に取り組み人生を歩んで参りました。時の流れの早さを身をもって感じる昨今です。
我が人生を振り返りますと、私は、社員一人ひとりの皆さんが前向きに仕事に取り組んでいる姿こそが生き甲斐であります。厳しい時代を生き残ることは、勝ち残ることになるのです。それには人を育てることが重要です。人を育てることはリーダーが育つことであり、人に教えることはリーダーが学ぶことでもあります。私は営業も配送もして参りました。その中でも大切と思わずにいられないのが、「相手は自分の鏡」ということです。
当社においても、昔は営業の皆さんの話を聞いていると、あの人が好きだとか嫌いと語っている人が多勢いました。振り返ってみると、優秀な営業マンほど好き嫌いを言わないことを知りました。自分が相手のことを嫌いと思うと、その気持ちが必ず相手に伝わり、鏡のように、相手は自分と同じように同じ理由で嫌いと思うものです。相手との人間関係を改善するには、相手を好きになることです。特にお客様に対しては、心を込めた姿勢で接客にあたることです。お客様は鏡です。リーダーになるべき人は、その組織のために全てを賭けられる人であり、そういう人こそが会社が必要とする人です。そして、その人は社会から評価される人として成長していくのです。その覚悟がなければ人を動かすことはできません。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の言葉がありますが、正にリーダーには、こうした心意気が必要ではないでしょうか。

 

最近、特にマスコミが取り上げているのが、大津中学のいじめによる自殺問題ではないかと思います。自殺した両親の心の痛みは幾ばくかと思い哀悼の意をささげます。学校や教育委員会に強制捜査が入り、生徒や家族も動揺していることと思われます。未来の子供達に夢や希望を与える国でなければいけません。
私もふと、孫達のことが心をよぎることがあります。「三つ子の魂、百までも」の言葉のように、幼児教育や家庭教育の大切さを感じます。学校の先生や学校教育が悪いと言っても、亡くなった子供は帰って来ません。自殺した結果より、なぜ自殺したか原因をしっかり究明し、これからの教育に活かすことが、亡くなった生徒や家族の為になるのではないでしょうか。
「生き馬の目を抜く」の言葉のように大変油断ならない時代を向かえております。このような時代だからこそ、皆さんにお願いしたいことがあります。それは、上司だったらどう判断するか、上司だったら何を重視し優先させるのかを考え、ぜひ上司目線で仕事に取り組んでいただきたいということです。それはつまり、お客様があって当社があるのだと常に意識し、仕事に取り組んでいただきたいということです。こうした意識で仕事が出来るようになれば、やがて上司の判断基準が自然に分り、仕事に対する上司の思いや意図が想像出来るようになってくるのです。上司目線で仕事を考え、仕事が出来る一人前のプロになる為には、避けて通れない道と心していただきたい。「三人寄れば文殊の知恵」のように、貴方は一人ではないのです。多勢の仲間がいるのです。相談する勇気を持って人生を歩んでいただきたい。

 

人生には上りの坂があれば下りの坂もあり、まさかの坂もあると言われるように、私は正にまさかの坂に遭遇し死と向き合う体験をしました。今では、癌という記事が大変気になり癌の恐ろしさを知ることが出来ました。私はこの体験を通じて知り得た事を皆さんに伝えていきたいと思います。
現在、胃癌で亡くなる方が年に5万人いると言われます。男性では胃癌が最も多く、女性は乳がんと言われています。胃癌は早期発見できれば十分治療が出来る病気と言われています。その為には早期発見することが大切です。皆さんも特に中年になったら、癌の定期健診を受けていただくように心掛けて下さい。しかし、定期健診の重要性は分かっていても、なかなか一歩踏み出せないのが不治の病といわれる癌の検診です。命は自分だけのものではありません。私は今回、命は家族のものと意識し健康であり続けることの大切さを身をもって感じる昨今です。私は癌になって得た貴重な体験を多くの社員の皆さんや仲間に伝えていくことが、これからの人生の使命と考え、必ず健康を取り戻し皆さんに伝えていきたいと思います。そして、私のこれからの生きがいは、自分で体験したことを何か一つでも役に立て社会にお返し出来る事に喜びを感じていきたいと考えております。「病気になっても病人になるな」という言葉があります。年を重ねることにより、人生の喜びを感じることが沢山あると思います。私は辛いことや苦しいことを前向きに捉え、皆さんと一緒に過すことが出来ることに喜びを感じ、意志ある人生を送りたいと思います。

時代は大きく変化し、ありとあらゆる産業が生き残りにかけ戦いに挑んでおります。ホール業界を取り巻く環境も刻々と変化しております。このような時代の変化の中、当社はお客様の要望に対応することが出来る企業体質をつくることが急がれております。
職場においては、上司の求めることが昨日と今日とで変わる可能性もあります。常に原点に還ってお客様は何を求めているかを見極め、何を最優先すべきかを確認し、仕事を進めることが重要です。また、直属の上司といえども、部下一人ひとりの仕事を把握しているわけでもありません。厳しい時代で上司も多忙であり、部下の抱える悩みや仕事の詳細は分かるものでもありません。だからこそ重要なのは、報告、連絡、相談なのです。上司は部下の報告を待っているのです。指示や催促がなくとも普段から報告、連絡、相談を習慣付けておくことが信頼関係を築く基本であると自覚していただきたいと思います。その為には、上司ならどんな内容を知りたいと思っているかを考え、ポイントを絞って話をするよう心掛けていただきたい。どんな仕事にも相手があり期限があります。良かれと思って進めているが、はたして仕事の優先順位は正しいのかと相談して進めることです。上司は、「部下は誠実であってほしい」と願っているのです。誠実とは、とりもなおさず嘘をつかないことであり、また真実を伝えることです。ビジネスは信頼関係で成り立っているのです。相手を信じることが出来なければ信頼関係を築くことなど到底出来るものでもありません。自分の都合ではなく相手の都合を優先して相手を思いやる姿勢が人を動かすことになるのです。

 

企業が社会貢献に努めるには利益の追求であり、その為には社員の成長育成が大変重要です。当社が創業50年を無事迎えることが出来たのは社員皆さんの努力の賜であります。
社長が申すように100年続く企業を目指すには、時代に適応する経営とは如何にあるべきか、職場の改善について全社員が考える風土でなければいけません。
リーダーとしての自分は、部下との関係において、どんなところが良くて、どんな所に弱点があるのかと、自分自身の特性や行動の強み弱みを把握することです。このことが部下との信頼関係を築く上で大切なことであり、それは自らの努力に尽きるのです。「人に教えることは自らが学ぶ事であり、人を導くことは自らの意識を高めることであり、人を育てることは自らが成熟していくことである」と言われています。仏法に「報恩」という言葉があります。労を惜しんでいては報われることはありません。労して報われないのは、相手の話を聞き手段を講じないからです。リーダーは、人は育つのではなく育てるのだと意識することです。その意識が徹底され、また身に付いているかが大変重要です。自助論に、自助とは自らを助けるとあります。一方、自助とは勤勉に働いて自分の運命を切り拓くことで、他人や国に頼らないとも書かれております。自分で考え、人から学び、謙虚に人の意見に耳を傾ける姿勢こそが、真のリーダーには必要ではないでしょうか。どんな小さな仕事にも全力で取り組むことであり、だからこそ自分も大きく成長していけるのであると自覚していただきたいと思います。

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