戦後67年、日本は、経済の発展を遂げ先進国として世界に君臨して参りましたが、この20年はバブルが弾け政治経済共に自信を失い、未だ回復の兆しが見えず凋落の一歩をたどっております。また、これは日本に限らず先進国と言われた国々も同様で大変厳しい状況下に置かれております。
当社においては、何がなんでも成長し、従業員の雇用を守る仕組みを会社の発展の基本であると考え頑張っていただきたい。従業員の成長なくして会社の発展はありません。将来は消費税も15%、20%の時代が参ります。日本の不景気の要因は、ここ数年来の円高によって輸出産業である大手企業が赤字に転落し、消費が低迷するなどいろいろあります。また、我々を取り巻くホール業界では中小のホールが大変厳しい時代を迎えております。時代に適応する経営について考えることが必要ではないでしょうか。世相が厳しいと言って改善されるものでもありません。原因はホール内部の危機感のない従業員のモチベーションの低下であり、これが経営の悪化に繋がっているのではないでしょうか。
当社においては、今こそしっかりふんどしを締め直し、ホール業界の発展に貢献する努力が必要です。それには、職場の人員、仕入れの在庫、売掛金、滞留商品の点検、返品処理のミス、非効率な配送、ファックス1枚等においても、改善する意識を持ち続ける風土が大変重要です。目の前の利益が流失していることに気付かず見過ごしていることがないか等、発展するかどうかは意識の持ち方に左右されます。利益は社員一人一人の心の持ち方で大きく変わるのです。

50年を振り返りますと、お陰様で多くのお客様や仕入先メーカー、商社、金融機関の皆様に支えられ発展の道を歩んで来ることができました。100年続く企業を目指すには、ホール業界の発展やお客様のお役に立つことが出来ずに将来はないと心し、社員一人一人が営業とは如何にあるべきかと考える人であり、常にお客様が何を必要とされているかと相手の立場で考えていただきたい。その為には人間性・人柄を磨くことが必要です。相手の話しに耳を傾け意見交換することで、お互いに好感を抱くことができ信頼も築かれていくのです。管理職や社員の評価は、何と言っても業績の貢献度によって決まると意識していただきたい。46期も残すところ2ヶ月です。自分の担当するお客様にしっかりと向き合い部門の内部を固め、価値観を共有し、目標を達成することで管理職の役割を果たすのだと意識していただきたい。部下の成長は上司の指導育成にあるのです。各支店、営業所においては、人手の足りないところ大変頑張っていただいております。支店営業所の管理職の皆さんは、社員と価値観を共有し、本社役員に対して「こうすべきだ」「こういうやり方がある」という提案をし、常に前向きに改革改善に努めていただきたい。
会社の発展は、皆さんの提案であり情報にあるのです。信頼とは信じて頼ると書きます。業績を上げることのできない管理職では社長は聞く耳を持たないと思うべきです。一方では、役員幹部の皆さんが、部下の話に耳を傾けていくことで職場の改善の道につながるのです。

マスコミを賑わす企業を見ていると、社長が部下の話を聞こうとする姿勢や、部下は会社のために自ら厳しく言うべきことを言うという姿勢が足りないように思われます。社長だからといって何事においても分かっている訳ではありません。社長に進言する立場とは、社長に擦り寄ることではないのです。社長や役員幹部が喜びそうな言い方や賛同してもらえそうな話をすることが進言ではないのです。社長と管理職が異質な考えを持っていてこそ管理職の存在意義があるのです。「日々新たなり」です。職責が異なればすべき仕事もお会いする相手も当然異なります。そして、それぞれがそこに新しい発見があり考え方も変わり、人は成長し必要な人財として評価されるように成るのです。異質な考え方や意見が食い違うところに大きな意義があり、企業の成長・発展のエネルギーとして欠かすことができないものと意識していただきたい。
職場間においては情報の共有をしてお客様のお役に立つことです。情報や考え方、モノの見方や提案を進言し、それを活用し会社のためになる改革や発展に繋がることを実行することです。
厳しい時代、勝ち抜いていくには、社長に擦り寄る姿勢や言いなりというサラリーマン根性を持った社員ばかりでは、会社の成長や発展の道はありません。むしろ管理職は社長を動かし仕事を成し遂げることが役割と心して日々精進していただきたい。真に会社の為やお客様の為に社長に進言することに誇りを持つべきと心していただきたい。社長や上司は皆さんの意見を待っているのです。その姿勢こそが業績向上への道すじを示すのです。会社の進むべき方向性を示すことなしに会社に貢献することは出来ないと理解していただきたい。

今年も将来を嘱望する大勢の新卒の皆さんが入社しました。繁栄する企業を目指す責任は重大であると幹部社員は共有していただきたい。先週は拡大部門長会議が1泊2日で行われ有意義な意見発表が出来たことと思います。
高度成長の時代と違い、大変厳しい時代を迎えております。勤めていれば給料を貰える時代でもありません。給料は自分の働きにあると心していただきたい。会社は社員によるところの社員の為の会社と位置づけ、しっかり各々の職場を守り抜いてこそ会社の発展があり、自らの生活を守ることができるのです。それには「お客様のお役に立つこと一番成り」と自覚していただきたい。管理者や先輩社員が厳しさに欠け無難に事を治めようとする姿勢を新人に見せていては、リーダーとしての役割を務めることが出来ず信頼を勝ち取ることは出来ません。また妥協出来ない点については、徹底的に議論する力強い姿勢がリーダーに求められているのです。発展し活力ある会社にするには、緊張感や厳しさの中にも愛情を持ち多少ピリピリしている位の会議であっていただきたい。低迷する企業に共通するのは、幹部が厳しさに欠け「一日無事終れば良し」と考え行動している風土です。これでは発展の道はないのです。ビジネス・経営というのは企業間の競争であるのです。競争や競合に勝ち抜くという闘争心があって当り前と思っていただきたい。私は50年、ホール業界を見て参りました。発展している企業の共通点は厳しい社員教育にあります。社員間の闘争心があればこそ発展に繋がるのです。社内における妥協を許すことは発展の芽を摘むことなのです。

昨年から今年は京都に旅をしようと心に決めていました。新年を迎え1月12日に突然癌を宣告され悩み苦しむ日々を過しましたが、一日一日と回復し元気に旅行をすることが出来る身となり、神社仏閣をお参りし健康の大切さを心から感謝するとともに、家族や社員の皆さんの健康を心から祈念して参りました。
旅の道中、祈りについて学ぶことができました。悟りとは、「修行によって得られるのではなく、修行と悟りは一つであり、その悟りを汚さないために修行を続けることである」との教えで、正に継続は力なりです。祈りとは、神仏を敬い感謝の気持ちを込めて捧げた祈りでなくてはならないのです。信仰としての祈りは、「仏を祈る」で「仏に祈る」とは違います。神仏にすがって自分は何もしないのではなく、神仏に感謝し自分も正しい行いが出来るように努力しなければならないということです。神仏に私はこのように努力しますと、神仏と対話し行動する精神こそ仏を祈るということと教わることが出来ました。時代も私が子供の頃と違い、今では親が我が子を虐待し、あげくの果てには殺してしまう事件が報道される事もめずらしくはなくなってきました。反対に過保護なほど子供を可愛がる母親は、公共の場で自分の子供が騒いで迷惑を掛けているのに知らん顔をして、周りの人が注意すると私の子供に何の文句を言うのだと、顔をしかめるのを見かけることがあります。母親は、子供を育てるとはどういうことなのかを父母や周りの人から教えられてこそ分かることもあるのです。そして学ぼうとする謙虚な姿勢が大切です。祈りについて考えさせられた旅でした。

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