私は癌という不治の病に遭遇したものの、発覚までこれと言った痛みや違和感は全く無かったため、あと半年発見が遅れていたらと思う度に身の毛がよだつ思いです。普通の病なら痛みや苦しみを伴うので直ぐ分かるものですが、癌という病は早期では分かりにくいものです。しかし、何か警告を発していることも事実です。皆さんも痛みはなくとも何らかの異常を感じることがあれば一日も早く病院で検査を受けることです。一病息災の言葉のように持病が一つぐらいあるほうが無病と思っている人より健康に注意して長生きできるのです。私は健康には自信がありました。今、考えれば予兆はありましたが、医者に行っても残念なことに癌の指摘はありませんでした。
さて、会社の健康については、小さなものから大変だと思われるような根の深いものまで色々あります。例えば社員の顔色が悪いなどの異常を感じたら病院に行くよう進める上司であっていただきたい。社員の健康は会社の健康に比例するからです。会社においては、小さな異常でも不振の前兆と捉え、放置しない企業でなくてはならないのです。異常を毎日目にしていると、異常と感じなくなるのです。職場の中で「これで良いのか?」「改善すべきは何か?」と、考えられる風土・企業は必ず発展します。そして発展は社員の幸福に比例するのです。企業の中に問題点が一つも無いことなどありません。肝心なことは、同じ問題点をいつまでも気が付かずに放置しないと言うことです。問題点がいつも机上に上がる風土こそ、活力のある企業であると意識することです。積極的に問題が上がり、積極的に改善する風土が大切です。幹部の方は特に心掛けていただきたい。

私の子供の頃は、生活が貧しくとも心の豊かさを持って日々生活していたことを懐かしく想われます。向う三軒両隣の言葉のように親戚同様のお付き合いをし、風呂が沸いたから入りに来るように声をかけていただき、子供が悪いことをしたならば厳しく叱られたものでした。時代も変わり今では物が溢れ何不自由なく食べることが出来る一方で、親が我が子を殺し、子が親を殺すという殺伐とした事件が珍しくなくなってきた時代であり、一人淋しく亡くなっていく孤独死も増えています。このような時代こそ、隣近所のお付き合いの大切さを感じます。特に、東日本大震災によって、同様の思いを持たれた方も多いのではないでしょうか。
さて、当社の創業地のビルを社会に役立てることはできないかと、予てより顧問の先生に相談しておりましたところ、横浜市に提案を持ちかけていただきました。この話を、市のこども青少年局が取り上げてくださり、青少年育成に使わせていただくとのお話があり、横浜市に活用いただく運びとなりました。3月22日に市庁舎内の記者室において、林市長さんと記者発表を行いました。市長から冒頭に鄭重なお礼の挨拶があり、「近年多くの子供や若者が不登校・ひきこもり・自傷行為・薬物乱用など様々な問題に直面しています。子供から大人まで数多くの皆さんに利用していただくような居場所にし、NPO法人の心の電話を開設、5階は豊富なスペースを活かしギターなどの軽音楽を演奏したり、学習室を用意し学習を支援する青少年指導員や地域の団体、近隣の大学などと積極的に連携・協力し、親の会や地域青少年の為に活用させていただきます」と発表されました。
当社は今年、創業50年、私たち夫婦は金婚式という大きな節目の年に、社会にお役に立つことができ感無量でございます。これも社員皆さんの頑張りのお陰です。感謝申し上げます。

「光陰矢の如し」の格言のように、今年は創業50年、時代の流れの早さを感じます。振り返れば私の大厄の42歳の時に、ある企業の倒産の連鎖反応を受けるのではないかと悪評が飛び、頭を悩ます体験をしました。お客様の対応には、自らを一層厳しく戒めて行こうと決め、これが私の厄年であると心して取り組んだ一年でもありました。そして、会社は如何にあるべきかと考え、人財育成こそが最重要であると心に決めました。その後、会社方針として、「企業の繁栄は教育にあり、価値観を共有する風土を創ろう」そして「一生青春、一生感動、故に自らに克つ」をテーマに肝に銘じ取り組んで参りました。
業績を上げるための絶対条件は、まず社員を育てることであり、その為には役員幹部は自らの姿勢を正し、「して見せて、言って聞かせて、させて見て、誉めてやらねば人は動かじ」の精神を大切にしていただきたい。中小企業の多くは、目先のことに捉われるあまり、人財育成への意識が軽薄と思われます。100年続く企業を目指すには経営計画書の大切さ、人財育成の課題が大変重要に思います。素晴らしい計画書は正しく実行管理することが大切です。当社は私が一歩引き会長になり、社長のもとで経営計画書を作成し、仕事に取り組む姿勢や行動が大きく変わって参りました。私が最も心を癒すのは、社員の前向きに取り組む姿勢と成長です。私が病から一日一日と回復に向かっているのも皆さんの頑張りがあるからです。私の健康は皆さんの頑張りに比例します。行先が不透明な経済環境を乗り切っていくためには、一時的な特効薬に頼るのではなく、漢方薬を処方することの大切さを身をもって感じております。

 

一度しかない人生です。社会に貢献できる自分であり続けるためには、如何に日々の生活を有効に過すべきかと改めて考える毎日です。それは、この度の病で人は生きているのではなく生かされているのだと改めて悟ったことによります。もし私の病の発見が半年遅れていたら、あるいは手遅れとなり余命半年と宣告されていたのではないかと思います。今、元気で仕事ができることに心から感謝する思いです。
朝元気で良い目覚めをすることに感謝し、仏壇に手を合わせ一日一日を大切に過しております。皆さんも健康で働けること、目の前に置かれた食事が何不自由なく食べられることに感謝し人生を歩んでいただきたい。
「時は金なり」の格言のように、職場や私生活において時間を有効に使っていただきたい。今やろうと思っていることが、本当に最も大切なことかを確認した上で、最も大切なことをすぐやることです。そうでないものは後でやるという習慣を身につけることが大変重要です。時間は我々が生きていく上で一番大切な資源です。この時間という資源は、他の資源と違って使わなくても平等に消えていくのです。年を重ねますと若い時と違い一日一日の時の経つ早さを感じます。当社が発展の道を歩んで来ることが出来ましたのは、社員の皆さんの労を惜しまず時間を大切に使い頑張っていただいているお陰です。時間を有効に使わないということは、与えられた時間という資源を無駄にしていると肝に銘じることが必要と思います。
私は一週間の出来事を振り返り日曜日にブログを書き添えることを大切にしております。お陰様で自己満足でございますが、10年余り書き続けて参りました。これが出来るのも社員の皆さんのお陰と感謝申し上げます。

時の流れの早さを感じます。東日本大震災から1年が過ぎました。この間、被災者の皆さんは生涯忘れることのない日々を過されていることと思います。私達は他人事と思わず、この震災によってもたらされた様々な痛ましい出来事をしっかり心に受け止め、健康で働くことの出来ることに感謝し、人生を歩んでいかなければならないと思います。
さて、退院から1週間の天皇陛下は、政府主催の追悼式に出席され「国民皆が被災者に心を寄せ、大震災の記憶を子孫に伝えてほしい」と述べられました。陛下は体調が万全で無いにもかかわらず「追悼式には必ず出席する」という強いお気持ちでのぞまれ、被災者の皆さんを始め国民に大きな勇気と希望を与えていただきました。私も病に陥り健康の有り難さは身をもって感じております。皆さんも健康で働き何不自由なく過せることに感謝し人生を歩んでいただきたい。
「災難は忘れた頃にやってくる」と言われますが、この度の震災が関東に起きたならばと考え、自分の生活態度や行動・家族や社員の身の安全などの備えをしっかり行い、仕事に取り組むことが大切です。
ところで、今年当社は創業50年、さらに私達夫婦の金婚式でもある記念すべき年にあたりますが、先週17日に金沢区長が当社を訪問され感謝状をいただきました。また22日は横浜市長にお目にかかり感謝状をいただき、市長の記者発表の場に出席することになっております。感謝状をいただくことになったのは、当社の創業地にあたるアイワパークサイドビルを横浜市や金沢区の青少年育成の為に活用していただくことになった事からです。横浜市としては過去に例を見ない提案であることで、この度感謝状を頂く運びとなりました。当社の記念すべき年に、このように感謝状をいただけることになったのも、社員の皆さんの頑張りにあります。心から感謝申し上げます。

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