第6回ワールドカップで、なでしこジャパンが初優勝を果たし、日本中を歓喜の渦に巻き込みました。久しぶりに感動し、涙し、心癒すことができました。世界の多くの人が、世界ランキング1位で体格とパワーに勝るアメリカが勝利することは間違いないと思っていたことでしょう。日本は大震災の復興に全力を傾けているこのような時にだからこそ、今回の優勝が日本国民に与えた感動と勇気は計りしれないものがあります。劣勢に耐え、チャンスを逃がさない集中力と組織力は、チームを率いる佐々木監督の指導力によるもので、心から敬意を表したいと思います。一般的には日本人の繊細さに対しアメリカの大胆さと言われますが、精神面では人間である限り大きな違いの無いことを立証してくれました。延長に入り、前半に1点取られた時には、もうだめかと思いましたが、後半残り12分すかさず同点に追い付きPK戦に持ち込みました。アメリカの選手は相当なプレッシャーを感じたことでしょう。日本はメダルを取ることを目標としていたので、リラックスしてPK戦に臨むことができました。しかし「決勝まで来たのなら優勝しよう」と一丸となり、ゴールキーパーの海堀選手の素晴らしいプレーに繋がったのです。勝負とは、如何なる状況であろうと最後まで諦めてはいけない事を教えてくれました。
多くのスタンドのファンの皆さんは、あの小さな体の鍛え上げられた反射神経に目を見張るばかりであったことでしょう。努力するところにサッカーの神様が暖かい微笑を送ってくれました。全選手の人並み外れた運動神経、澤穂希さんのチームをまとめる力、必ず優勝するとの決意、座右の銘に「夢は見るものではなく、叶えるもの」だとの言葉に多くのものを学ばせていただきました。そして、夢を叶えるためにチームを陰で支える選手が大勢いることを忘れてはいけません。

先週の13日、大変お世話になりましたお取引先の会長様が84歳で逝去され、16日土曜日、私と社長はじめ6名でお通夜に参列させていただきました。生前、会長様ご夫妻と多くの旅行にご一緒させていただき、当時を思い出し懐かしく涙する思いでご挨拶させていただきました。15年前から糖尿で腎臓を患い透析をされていたとのことです。人である限り誰人たりとも必ず死を迎える時がくるのです。人は泣きながら生まれ成人し、人は生きるため苦しみ、後世に少しでも多くの財産を残してやりたいと精一杯働き、やれやれと思った時には死を迎えるものです。しょうろう生老病死、人は苦しみ病を得て静かに死んで行くのです。
先般、テレビのニュースで東北の被災された93歳のおばあさんが、被災先の苦しみから「私は天国に避難します」と遺言を残し自殺したと聞き、心痛める思いでした。一方10年位前になりますが、100歳を過ぎても元気な「きんさん・ぎんさん」という双子のおばあちゃんがテレビに出て、「随分出演料が貯まったのではないですか。そのお金を何に使うのですか」との質問に「老後の為に蓄えておく」と答え話題になったことが懐かしく思われます。私の母親も104歳まで元気で人生を全うしてくれ母に感謝する思いです。
私達はこの世に生を受けた限り、いつかは死を迎えなければならない時が来ます。一度しかない人生、精一杯元気で人に迷惑をかけず活力ある生活を営み、社会人として活躍するには健康であることです。それには健全なる清心(清い心)を養っていくことが重要です。

3月の大震災の影響を受け、今年の決算はどうなるのかと大変心配でした。3月は売上利益共に大きな落ち込みでした。しかし、四十有余年の会社の信用と皆さんの頑張りで、4月・5月・6月を無事乗り切ることが出来ました。7月15日には、昨年同様の賞与を支給することが出来ました事、お客様はじめ社員の皆さんに心からお礼を申し上げます。中小企業には賞与を払うことのできない企業が沢山あります。厳しい時代こそ、己を磨く時と意識し社員一丸となり頑張って参りましょう。
今年は節電の影響を受け大変暑い毎日です。私の子供の頃は、クーラーや扇風機や冷蔵庫等が無い、ないないづくしの時代でした。お陰様で、暑い夏に耐えることを身をもって体験して参りました。暑い夏を喜んで迎える人は、元気で溌剌としていると言われます。夏は嫌な季節だとの思いを捨て「夏を楽しむ」と、心と体を切り替えることで汗も苦にならず頑張ることが出来るのです。
考え方一つで、何事においても前向きになり、仕事への取り組み方が積極的になり、職場において良い影響を与え、通勤の行き帰りの景色さえ今までと違った風景が見えてくるのです。今年は節電の影響を受け、一層心で暑さを感じるものです。暑さに順応できる体を作っていただきたい。夏は暑い季節であることに変わりはありません。全国民、暑さは平等です。違うのは意識の持ち方です。暑さを素直に受け入れる精神こそ、健康な体を作り上げる基本です。

先般、お取引先の研修に、社長始め本社・千葉・埼玉を代表する社員の皆さんが参加し、大変勉強になりましたと報告を受けました。講師は東京ディズニーランドで働き、自らが学び体験した経験をもとに、お金より手間をかけろ、誰の為に働くのかを命題に話された内容との事でした。たしかに会社と家族の為に働き、社会から必要とされる人に成るために努力することが必要と思います。ディズニーの考え方は、「人は経験で変わり育つことである」と言われています。またリッツカールトンにおける採用の特徴は、サービス業に向いていないと判断した人は絶対に採用しないということです。アルバイト社員をも徹底的に選抜すると言われています。ディズニーにおいては、アルバイト採用に応募してきた人は基本的に全員採用すると言われています。採用後は厳しい教育が行われます。
最近目立つのは、部下に面と向かって叱ったり忠告したりすることが出来ない上司や先輩が多いということです。なかには後になってメールで注意するケースがあるとも言われます。まずは、現場でミスした後輩に面と向かって注意したり叱ったりすべきです。そのことが仕事の大切さや責任の重さについて実感でき、今後の仕事にも活かされ、ミスの軽減にも繋がって行くのです。そして本人が成長し、会社の発展に繋がって行くのです。叱りっぱなしでは良くありません。上司は叱る前に誉めたり、叱った後でフォローすることも心得ることです。日頃から上司が部下を良く見ていることと、気がついた点があれば、まめに声をかけることが風土を変えていくのです。

 

被災地にボランティアで参加していただく社員の皆さんに心からお礼を申し上げます。被災地を訪れるにあたり、心に留めておいてほしいのは、多くの被災者の皆様は、地震の後に過去最大の津波が押し寄せ、一瞬にして家だけでなく車・船・財産・思い出・仕事・町そのものが奪われ、そして家族や遺体そのものも奪いさられてしまったということです。残された家族は当事者でなければ解らない苦しみの毎日を過ごしていることと思います。被災者の皆さんに少しでもお役に立つことを喜びと感じていただきたいと思います。3月11日以来、テレビの報道を見て何度涙を流したことでしょう。人間は人の悲しみに涙し、人の喜びに感動します。先般の旅行では、人の幸せを願う思いで、「被災者の冥福祈る龍宝寺」と歌を口ずさみ祈願させていただきました。健康で働くことの出来る喜びをしっかり自覚していただきたい。厳しい時代が当分続くと思いますので、一時の感情ではなく、どのように継続して社会に役に立つことができるのか、どういう行動が役に立つのか考え何が必要かを見極めましょう。感情と冷静な判断が車の両輪のように回転してこそ活かされるのです。今回の災害を日本人の底力を見直し確認する機会と意識して、お客様や社会から必要とされる人財、また必要とされる企業を目指して参りましょう。私が最も心を癒すことは、常に前向きにそして知恵と汗を流し一生懸命働く姿です。苦しみは分け合い、分かち合う喜びは二倍の喜びという言葉があるように、喜びや幸せは分け合うと減るのではなく、分け合うだけで増えると自覚し、社会にお役に立つことを喜びと頑張りましょう。

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