愛和会総会と言えば、過去には温泉地に行き懇親の集いを行うのが中心でした。時代も大きく変わり、厳しい時代を如何にして発展の道を歩むかを考えたとき、有力メーカーや商社の皆さんとの貴重な時間を無駄にすることは出来ません。「賢者は愚者から学ぶ。愚者は賢者から学ばない」と言われるように、失敗を繰り返す人ほど素直さに欠けているように思われます。長い人生を有意義に過ごすには、他人の意見に耳を傾け、汗を流し、人間性や人柄を磨くことの大切さを感じます。先般の講演は大変素晴らしい内容でした。それは自ら実践してきた事を語っているから感動があるのだと思います。「常に前進あるのみです。今を否定し将来を語っていくことの大切さを改めて感じる思いです。共感参画型組織、挑戦し続ける組織、IではなくWeで考える、私達はお互いに喜びを分かち合い、助け合い、高め合えるような強い絆で結ばれた自立した組織であり続ける」とおっしゃっていました。この考え方は当社においても、しっかり共有して行きたいと思います。ドラッカーの言葉に「経営とは人を通じて物事を達成する業なり」と申しております。一人の人間の出来ることには限界があります。職場であれば、部下を通じて世のために役立つ仕事をすることこそがリーダーの役割と思います。会社とは、家族と過ごす時間よりも長く会社で働き、人の幸せは80%以上は上司との関係で決まるのです。部下にとっては、上司は上役という存在にとどまらず、幸せを大きく左右する存在と意識し指導に当っていただきたいと思います。人生は生涯勉強です。

天災の恐ろしさを改めて感じ、政治においては対策に苦慮している昨今です。
天災による地震と津波で大きな被害を受けた福島原発が、四十有余年稼動し日本経済の発展の基礎として活躍したことは間違いありません。しかし、原発も古くなり今後の稼動について対策の打つ手が後手に回り、大きな事故に発展したことは正に人災と言われております。
会社が直面している危機を打開する為には、力強い意思をもって今ある課題や問題に向かい行動を起こすことが大変重要です。100年に一度と言われる不況の時代を乗り切るためには、打つべき手を考え、敏速に行動に移すことが重要であり仕事の一つであるのです。
岐阜県にある未来工業の発展は、全社員が常に考えることにあると言われます。創業者で現在は相談役の山田昭男さんは「考えることしか売上や利益を上げる方法はない」と語っています。同社は現在、年商255億円の企業に成長していますが、創業時は4人の従業員で、しかも過当競争でなかなか売上が上がらないため、克服するには同業他社がしないことや、出来ないことをする必要があると考え、社員全員で考える習慣ができたと言われています。社員に考えることを徹底させ改善提案書として提出させているのです。年間15000件の提案が寄せられていると言われます。
当社においても提案書の実践に努力していただきたい。全社一丸の危機感こそが会社を飛躍させるカギであると意識し、自らの可能性を伸ばす絶好のチャンスと考え、実践していただきたいと思います。

 

東北三陸沖地震、福島原発の影響で先の見えない状況の中、チェルノブイリと同じレベル7に上がり一層不安は募っています。外国からの旅行者は激減し日本を見る目も変わり、先の見えない経済状況に被害者のみならず国民全体にとって不安な毎日が続いております。長引く不況で市場の変化や経済不安に今回の震災が加わり、ホール業界もかつて経験のない厳しい状況におかれ、社員であれば誰もが当社を取り巻く環境の変化を肌で感じているものと思います。しかし売上が伸びないのは経済が悪いなどと、先に不安を感じて現状を嘆いているだけでは改善できません。このような時にこそ、意識を変え行動を替えることが必要な時と思います。
日産自動車の会長であるカルロスゴーンさんは、「経営において一番重要なのは実行である」と言っています。彼は苦境に陥っていた日産をリバイバルプランにより再建したことで知られていますが、この再建は計画が良かったからではなく、実行があったからで、計画の策定は仕事の5%にしか過ぎず残りの95%は実行することだと語っております。実行なくして経営はないということです。ゴーンさんが就任する前、日産には素晴らしい再建計画があり、それを社員が実行しなかったことで苦境に陥ったと言われ、計画が悪いのではなく実行しないことが悪いのです。
組織が大きくなり偉くなればなるほど、言い訳をして実行しないのです。このような時代こそ真価が問われます。言い訳より実行することです。お客様の声をしっかり受け止め頑張る人や企業には必ず明るい陽は差します。

震災から四十日を過ぎようとしております。一ヶ月前を振り返りますと、ガソリンスタンドの前には車の渋滞が続き2時間待ちは当り前という状況でした。営業販売の皆さんの苦労に心から感謝申し上げます。震災によりガソリンの供給不安を経験したことによって必要なとき必要なガソリンの給油を受けることのありがたさを知り、停電の経験をしたことによって、明かりの尊さや、電気が如何に経済発展や生活していく上で必要であるか知りました。一方、我々食品を販売する企業としては被災地の皆さんのことを考えた時、被災地から遠い首都圏で店先から商品が消える買占め現象を改めて考え直す必要があると思います。しかし外国の方々が被災地の皆さんの秩序ある行動に称賛を送っていただきていることは大変嬉しく思うかぎりです。自粛というとこぞって自粛することが本当に良いのかと思います。阪神淡路大震災発生後、現地の被災企業の経営者の皆さんに取材したところ、「自粛なんてやめてほしい。被災していない人が消費を控えたりイベントを中止したら経済は一層衰退します。どんどんおカネを使って経済を活性してほしい」との声が多く聞かれたと言われております。今後経営者がすべきことは、被災者の心の痛みをしっかり受け止め、どんな辛いことがあっても不屈の精神で会社を盛り上げ、従業員や家族そして地域社会を元気にすることに力を注ぐことが必要ではないでしょうか。
戦後の日本は幾多の困難に打ち勝って来ました。このような厳しい時こそ、社員一丸となり、頑張ることのできる企業こそが生き残るのです。

運命とは運ぶ命と書きます。宿命とは宿る命と書きます。人生の7割は運で決まると言われます。良い運に巡り合うにも自らを犠牲にし人に役に立とうとする意識を持って行動し人生を歩むことが必要です。そしてどんな仕事でも一生懸命やることです。一生懸命にやったことなら、たとえ失敗の体験をしたとしても、後で必ず役に立つのです。私も70歳を過ぎて改めて人生とは自分のことだけではなく、人のために役立つには如何にあるべきかを考えて行動することの大切さを感じています。それには人間性・人柄を磨くことが大変重要ではないでしょうか。
1.言葉遣いや丁寧な態度は、相手も周囲も気持ちよくなるのです。
2.いいところを探し褒めることです。小さなことでも「ありがとう」を言うことです。感謝の言葉は相手の心を癒し、好感を持っていただけるのです。
3.相手の話をしっかり聞き自分の興味があることより相手の関心のある話題を中心に話を進めることです。
4.自分に非がある時は、すぐ謝る勇気が人間関係を良くする基本です。
気が付かないで人生を終える人が多いのです。プライドで飯を食べることや、心豊かな人生を歩むことは出来ません。人は得てして相手の良い点より欠点のほうに目が向きがちです。誰しも欠点ばかり見ていると責め心が湧き、軽蔑する思いが生まれてきます。それにより自分の心が貧しくなり、人間関係に不和が生じ、次第に身も心も荒んでしまうのです。職場に係わる多くの人から、自分にない良い面を積極的に学ぶ姿勢が運命を変えるのです。

 

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