ホール業界も計画停電によって大変大きな打撃を受け、当社のお客様でも廃業に追い込まれところもあり、大変厳しい試練の時代を迎えております。しかし、厳しさは当社だけではありません。現状を検証し見直すべきは見直し、一人ひとりが今している仕事や内容について考えてみる時と意識していただきたい。この度の地震の影響によってガソリン不足が発生し、物流に大きな支障をきたし、営業や配送の皆さんは1,2時間待ちでガソリンの給油に努め、明日の仕事に支障を与えないよう頑張っていることに感謝します。皆さんの努力は必ずお客様に分かっていただけるものと思います。
「過去にこだわる者は未来を失う。未来を語ることが好きです」の言葉を大切に、人生歩んでいただきたいと思います。過去を変えることはできませんが、未来は、社員一丸となって取り組む姿勢によって、必ず変えることができます。物流が止まることで、困っているお客様やホールもあると思います。このようなときに不便を感じた人は、問題が迅速に解決された場合に、その95%が提供された商品や対処してくれた業者を再度利用すると言われます。
その為には、敏感かつ迅速に対応することが必要です。問題が起きた時は、原因を追究し解決に向けて全力を尽くすことです。問題から目を背けては人間関係も事態も悪化すると心していただきたい。また自分に好意的でない人にも、誠実に付き合う努力が必要です。相手の心を動かしたいなら、まず、自分が動くことが人間関係の基本と心していただきたいと思います。

皆さんもガソリンの給油に大変苦労されていると思います。供給が安定するまで今暫くです。頑張っていただきたいと思います。先日、上大岡に行く用事があり、上大岡に行けばご夫婦で頑張って営業されているスタンドがあるので、たとえ少しでも給油できればと決めておりました。行ってみると店の前にロープが張られており、スタンドの横を通り過ぎようとした処、歩道にお店の奥様の姿が見えたものですから、「奥さん、ガソリンはダメですか」と尋ねたところ、「大丈夫よ。すぐ入りなさい」とロープを外し、ご主人が満タンに入れてくださいました。涙が出る感情にひたり、心から感謝する思いで帰って参りました。四十有余年、数は少ないが上大岡に行った時は、いつも前を通れば挨拶をし、多少なりともガソリンを給油する意識を持ち、ご主人や奥様と心のふれあいをしてきたお陰と思います。限りある命、人生において人は温かい言葉で激励されると元気になり、相手に感謝する気持ちを持つものです。自分を信じて励ましてくれる人と親しくなりたいと思うのが人情です。人は誰でも認められたいと思っているのです。私は人に会うときは、必ず相手の話を注意深く聞くように心掛けております。
人間は社会的な地位が上がると、たいていの人は目下の人の話に耳を傾けないものです。それでは必要な情報が得られないばかりか、自分の判断したことに誰も付いてこなくなるものです。特に幹部になればなるほど注意していただきたいと思います。人の話を素直に聞く姿勢こそ、信頼の基本です。心して人生を歩んでいただきたいと思います。

東日本巨大地震から2週間を過ぎようとしております。計画停電が始まり、地域によっては町並みの電気は消え、薄暗い町を走る度に、当たり前と思っていた電気の供給に感謝する思いです。何事においても失ってみないと分からないものです。停電を体験することによって、明かりの大切さ、そして家族の絆の大切さを感じたことでしょう。停電により繁華街の人影は少なく、あらゆる産業が大きく影響を受け、皆厳しい試練に立ち向かっております。しかし、被災地の皆さんのことを考えれば、元気で働くことができる事、何一つ不自由することなく食べることができる事に感謝する思いです。一瞬にして街をのみ込み、家族を奪っていった黒い津波の恐怖や今後の生活に向き合う人達、夜には親にしがみ付き離れようとしない子供達が寒さと戦う様子に胸を打たれます。陸前高田市職員の村上知章さんは、お母さんが孫を保育園に迎えに行き、自宅に戻る途中で津波に流されました。いまだ行方不明でありながら職員として、避難所で休む間もなく動き廻り、明かりの無い床に就くたびに絶望に打ちひしがれ、野球をやりたいと言っていた我が子の笑顔を忘れることが出来ずにいます。しかし自分だけではない300人の市職員の四分の一が行方不明のまま、生き残った職員のほとんどが家族を失うかまたは安否が分からないとのことです。そのような状況のなかでも支援物資を届けに来た業者に対して、笑顔で対応している健気な様子に心を引かれると言われます。当社の皆さんも大変頑張っていただいております。今日は他人の身、明日は我が身と考え、自らを律し、社会に役に立つことを喜びとして人生を歩んでいただきたいと思います。

地震・津波の自然災害の恐ろしさを東北三陸の皆さんは身をもって体験され、死亡・安否不明者が25,000人を超えました。家族を亡くされた人達に何をもって応えるべきかと、テレビを見るたびに心を痛めます。亡くなられた皆様に心からご冥福をお祈りします。被災者の秩序ある冷静な行動に海外から称賛の声があがっております。日本人として大変嬉しいことではないでしょうか。
この度の震災に対して果たす政治の役割、菅総理を始め政権の使命が問われます。与野党一つになって取り組んでいただきたいと思います。東日本の復興は21世紀に生きる私達の日本人としての国家目標であり、今こそ大連立を組み、強い日本を作る決意を世界に発信することによって、諸外国から信頼を勝ち取る時ではないでしょうか。先般、菅総理が東京電力に対して大変厳しい発言がありました。一方、福島第一原発の冷却に当っては、13時間に及ぶ連続放水を成功させた東京消防庁の災害救助のスペシャリスト、ハイパーレスキュー隊の会見をテレビを通して見る度、涙をせずにいられませんでした。記者の質問に対して富岡隊長は、大変だったことはと問われると「隊員です。隊員の皆さんは非常に士気が高く、みんな一生懸命やってくれました。残された家族に本当に申し訳ない。心からお詫びとお礼を申し上げます。」との言葉に胸を熱くする思いでした。佐藤稔隊長の奥様からのメールには、「日本の救世主になってください。」と発信されていました。目に見えない敵との戦いが、如何に大変な仕事であったか、放射線に立ち向かう姿勢や測定しながら安全を確認してくれた仲間があったからこそ達成できたとの話でした。
このような厳しい時こそ国民一丸と成り取り組むことが重要と心して人生を歩んで参りましょう。

「政治は夜行う」と昔の政治家は、夜にしっかりコミュニケーションを心掛け国会で議論したものでした。今の政治家の先生方は陰で支え根回しをする政治家リーダーシップを取る気配りが足りないように思われます。日本人は武士道の精神を基本として国のために役に立つことを優先し文化文明を作り上げてきました。人生に今日という日は二度とないのです。一日一日を有意義に大切に生きることが大変重要です。企業は人なり、人と人との出会いを大切に、約束は必ず守り実行する意識と努力が人を大きく左右するのです。
厳しい時代を迎え辛抱我慢の大切さを改めて感ずる思いです。何事も相手の立場を考え独りよがりの判断は失敗の基になります。上司先輩と相談することを忘れないでいただきたいと思います。人間は感情の動物です。人を立てれば蔵が建つ、人を立てなければ腹が立つのです。自分が尊重されたという感情の満足も厳しい時代を生きていく上で大切なことです。どんな仕事でも一人で一方的に進めることはできません。
当社においても、多くのお客様に支えられています。如何なるお客様に対しても、言葉遣いは丁寧に礼儀正しく対応していただきたい。同業他社や利益関係のある会議については、事前に根回しをする感性を身につけていただきたい。厳しさは当社だけではありません。厳しさを前向きに捉え勝ち抜いて参りましょう。社員一丸となり、幸福な人生を求めて最善の努力をし、社会に役に立つ企業を目指して参りましょう。

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