一度しかない人生、過ぎ去った過去を変えることはできません。しかし現在の自分の行動を変えていくことはできます。今日の自らの行動を変えていく勇気を持って、実践していくには、周囲の人々の声を素直に謙虚に聞き、学ぶ姿勢を持ち行動することが必要ではないでしょうか。
私は半世紀に亘り多くの人と触れ合い、成功された人から多くのことを学ばせていただきました。一方、反面教師として得たのは、人は得てして成功を重ねると傲慢になっていく人が多いように思われることです。それは周りの声が耳に入らなくなってしまうからです。また恐れ多くて言ってもらえなくなるからです。したがって会社においては、役席が上がれば上がるほど目線を下げて聞こうとする努力が必要です。「人の話を素直に聞く時は、昨日と今日が生まれ変わる時」なのです。
私は年頭にあたり、特に心掛けなくてはならないことは何かを考え、まず実践してみようと考えました。例えば、自分の本当の強みはどこにあるのか、自分に足りないのはどのような面か、その為には何から手を付けなくてはいけないのか、こうした問題意識を持っていれば年齢を重ねようと積極的に学ぶことができるのです。
周りの声を聴ける人は、自分なりに出した答えが仮に甘かった場合でも、それに気付き改めていく謙虚さを持つことができます。問題意識を持つということは、常に自分自身の頭の中に疑問を持ち、今の行動姿勢でいいのか常に問いただすことが必要であると思います。

43年前、日本は当時の西ドイツを抜いて手にした世界2位の経済大国の看板を、まもなく下ろすことになります。GDPでずっと世界第2位を守り続けてきましたが、1月20日の新聞発表で中国に抜かれ3位に転落したことが明らかになりました。人口で割った1人当たりのGDPをみると、中国は日本の10分の1で世界で100位以下にすぎないのですが、国全体でみると、このところ毎年二けた成長を遂げてきました。この度も、胡錦濤主席が300人から400人程を引き連れアメリカ訪問し、ボーイングの航空機200機3兆7000億の商談をまとめ、中国製新幹線をアメリカに売り込むしたたかさを見せつけ、オバマ大統領が23万5000人分の雇用が支えられると成長を強調している様子に、日本は政治経済共に新興国に遅れをとったこと、さらに一国の総理大臣のリーダーシップの大切さを改めて感じます。同時に我々国民一人ひとりが日本の将来について如何にあるべきかを、しっかり考えることの大切さを感じます。
「過去にこだわる者は未来を失う。未来を語る人が好きです」という言葉がございます。我々は過去を検証し反省すべきは反省し、今している仕事・営業について他社に遅れを取っていないか、時代に適応する営業について一歩踏み込んで見ることが大変重要です。
先般も遊技部会の新年会に参加し、ホール経営について話を聞かせていただきました。厳しいホール経営について、機械に頼る経営ではだめで、必要なのはホールがコミュニティとして機能して、皆がコミュニケーションを大切にし、友であり、友人であり、仲間となって心が触れ合うことのできる風土を作ることが、生き残る基本となるという話がありました。
過去の固定観念にこだわることなく、お客様の声にしっかり耳を傾けることが必要であると、改めて確信する思いです。

先般、「みのもんた」の朝の番組で、アメリカの統計では、早足で歩く人は長生きをすると話されていました。私は仕事の都合もあり、早足で歩く習慣が身に付いております。早足で歩くことは心身共に健康でないと歩くことはできません。前向きな心でしっかり意識し、健康な身体で実践・行動することです。
私達は常に人に見られていると意識し行動することです。姿勢や歩き方などの振舞いや身のこなしは、個人の生き様を表すのです。現在人の多くはデスクワークで猫背になったり、歩く際に両足をしっかり上げない等、姿勢を悪くしている傾向が多いと言われます。悪い姿勢は仕事においても健康に悪い影響を及ぼすのです。
私は姿勢を良くするために10m.くらい先を見て、少し早足で、姿勢を正し、足を真っ直ぐに踏み出し、踵を先に地につけるように心掛けております。手を大きく振ると、歩幅が広くなり歩き方に勢いがつきます。さっそうと歩くことで気持ちも爽やかになり、活力も溢れてくるのです。正しい歩き方を実践し姿勢を美しくすることで長生きできるものなら素晴らしい事ではないでしょうか。正しい姿勢で、さっそうと歩き、心身を健康に保つ原動力に変え、職務に励んで参りましょう。
愛和食品の社員の皆さんは、町の方達から「私もあの人のような歩き方をしよう」と気付いていただけるような明るい爽やかな歩き方を心掛けて参りましょう。

私が郷里を後にして東京に出て来たのは昭和29年で、60年前になります。その当時は職を選ぶことができず、就職する先があれば喜んで何処にでも行こうと覚悟し勤めた時代でした。
今日の時代背景をみますと、学生の就職希望は大手に集中し、千人以上の企業の求人率は60倍であるのに対し、中小企業の求人率は4倍に過ぎず、これは中小企業が新卒者を求めていることを示しています。楽な方へと向かう流れを変えることができず「寄らば大樹の陰」で、努力を強いられると予想される中小企業には就職せず、若者の失業率は9%を越えています。
日本では、いかに世間でいう名の通った会社に就職するかに就職選びの重点が置かれているのです。一方でマスコミ等で優良とされている会社が、一夜のうちに凋落するという事態が日常的となっています。どのような会社でも、今後とも安泰であるという保障はありません。社員一人ひとりが自らの職場をしっかり守り発展させる意識と、風土のある企業こそが勝ち残っていくのです。会社という組織が自分を守ってくれるのではなく、自らの行っている仕事の内容や人間性・人柄が、どこの職場でも通用する人でなくてはいけません。自分の働きで通用するのは出身校や前職での経歴や肩書きではありません。武器となるのは組織において自らの頭で考え、自らの判断基準で行動し組織全体に貢献していくことができる能力の持ち主が必要とされるのです。私の青春時代は「自己に厳しく、他人に寛大たれ」と教わってきました。今日の厳しい社会は必要に応じて、相手に厳しく指導することが必要です。

政治も経済も日本は此処10年新興国と言われた国々に大きな遅れを取って来ました。一歩町に出ればシャッターの下りた店が多く目に付きます。自営業者も減り、学生の就職希望は大企業に集中しています。厳しい社会情勢の中、大手企業に勤めれば安心だという時代でもありません。自分は何のために働くのか、こうした問いかけが必要となっています。
現代の日本は、企業に身をおく立場であっても、自営業者の立場で物事を考えることが出来る人でなくてはいけない時代です。もし、会社全体が立ち行かなくなったら、自分はどうするべきかを考え主体的に行動する人でなくては、他人から人財として評価されないのです。自分自身で考え行動する自立型の社員こそ今必要であり、そのような社員を育てない会社は、成長がなく生き残ることもできない厳しい時代でもあるのです
厳しい時代、転職する人も多く見受けられます。大企業の部長や役員まで務めて転職して来た人の中にも、前職の成功体験が、新しい職場では必ずしも役に立たないことが分かっていない人が多く見受けられます。過去に勤めた会社の良いところは何かを見極め、部門を越えてよい影響を与えることが重要です。会社は働く社員の一人ひとりが力を合わせ働くことによって、何倍もの力を発揮するのです。個人では成しえないことも、皆で一致団結し、行動を迅速に、大胆に変化させ対応していかなければ生き残ることが出来ないと自覚していただきたい。

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