厳しい時代、生き残り勝ち残って行く上で、私は「これで良い」と思うことは一日たりともありません。テレビをつければ景気が悪い、仕事が無いと言われています。仕事を選ばず、今在る仕事が私の天命と思い、与えられた仕事を精一杯に、そして人の何倍も努力することで必ず道は開かれていくのです。私の青春時代は仕事を選ぶ余裕はありませんでした。与えられた仕事を上司から注意されないよう精一杯頑張ってやりきって来た思いです。
当社の幹部の皆さんは、色々な仕事を一つ一つしっかり処理していかなければいけないのです。会社における日常の生活は、お客様にお役に立つべき仕事の処理の連続であるのです。優秀な人財とは、お客様の動向を見極め確実に処理することで決まるのです。それには上司との報告・連絡・相談が大変重要です。優れた幹部ほど仕事が多いものですから、部下と連携を保ち優先順位を見極め部下に仕事を分配することが大切です。何を自分がし、何を部下にしてもらうかの段取りが大変重要です。人としてこの世に生を受け、悔いの無い人生を歩むには部下の協力が必要です。
私は70歳を過ぎ、如何に人生を生きるか、また何を後世に残すことが出来るかと思っています。時代も変わり私達の若い時代と違い、深い感謝の念を持つ人が少ないように思われます。自分が人間として生まれ感謝の念がないということは、自らの生活に対する真剣さが薄らいでいるのではないかと思われます。
皆さんは元気で働くことが出来ることに感謝の気持ちを持ち、人生を歩んでいただきたい。

私は60歳を前にして、社長と二人で、ある学校の研修に参加し、70歳を前にして他人の家に泊めていただくという研修に参加しました。研修機関の校長の教えに経営者として大成するには、「倒産・大病・投獄」の三つの体験のいずれかを経験することが必要と教えられました。しかし経営をするという事は、生きるか死ぬかのギリギリの戦いであり「倒産・大病・投獄」に合うことは、その戦いに敗れてしまう事と同義です。いかなる時代が来ようと三つの体験は絶対にしてはいけないことです。しかし「苦労は買ってでもしろ」との言葉のように何事においても、常に前向きにチャレンジする努力を惜しまないことが最も重要です。
経営していく上で、どれほどの苦労や困難が与えられても、命があり、家族があり、社員仲間があれば必ず乗り切っていけるものと確信しております。苦労や困難は自分の成長のために与えていただいた試練と考えてください。仕事をやっていく上で、嫌だと感じる相手も、生きていく上で深い意味があって巡り合った縁と思うことで人生は変わっていくのです。研修の際に、必死になって力を出し頑張れと言われました。大変良い経験にもなりました。何事においても前向きに人生を歩むことです。
「必死」という言葉は不思議なことに「必ず死ぬ」と書きます。常に「必死」という言葉を充分理解し、死ぬ思いで何事も努力することで誰もが最高の力を発揮することが出来るのです。使命とは、命を使うと書きます。健康であることで使命を果たすことが出来るのです。

戦後60年、長きに亘り続いた自民党政権に変化を求めた国民は民主党に投票し、政権が変わりました。鳩山・菅政権には野党当時の鋭い攻撃を期待し、国会討論に固唾を呑んだものでした。ところが、今では国会討論・テレビ討論を聞いていても言葉の軽さを感じざるを得ません。言葉には魂が宿ると言われます。力を持った言葉は言霊と呼ばれます。言葉は不思議なことに短くとも、ずしりと腹に響く言葉があれば、言っていることは正しいけれども心に響かない言葉があります。口だけで語る言葉は相手の腹に響かないものです。立場に応じ自らの体験を活かし強い信念を持って語ることが、相手に納得させる言葉ではないでしょうか。それには役席に応じた体験経験の大切さを感じます。誰しも失敗のない人生はありません。何事もチャレンジするから失敗にも繋がるのです。失敗は失敗と受け止め原因は何かを考えることです。原因を他人に求めず自分自身にあると考えるところに成長があるのです。「艱難辛苦」苦難に立ち向かう姿勢や度量こそ人生を大きく左右するのです。
私もこの歳になって、若い時代に理解できなかった人生を生きて行く上での信頼とは何か、言葉の深い意味が分かるようになって参りました。それには理解しょうとする意識が大切です。幹部リーダーの皆さん、人それぞれ違うものの言葉で伝えることが出来なくともリーダーの姿勢や後姿で伝えることは必ず出来るものです。

厳しい時代こそ「ホウレンソウ」の大切さが身を以って感じます。私はどちらかと言えば、せっかちな性格で失敗した事は沢山あります。私が元気で皆さんと一緒に仕事が出来ることは「自己に厳しく他人に寛大たれ」の教えを受け可能な限り実践したお陰ではないかと思います。
職場においての連絡とは、特に同僚・他部署・取引先といったヨコ型のコミュニケーションを言います。連絡とは上司に指示されて関係者に知らせる義務としての連絡で、義務としての連絡は必ずしなければなりません。もう一つには、知らせたい・知らせたほうが良いという具合に義務を伴わない気を利かせた連絡があります。自由意思にゆだねられる気を利かせた連絡は、部署内の風通しが良くなり、信頼関係の構築に繋がるのです。
相談とは自分が判断に迷うような時に、上司や先輩に参考意見を求めたり聞いたりすることです。しかし相談する際には、自分なりの考えを持って相談することです。「下手な考え休むに似たり」という言葉があります。どうしたら良いかを考え報告・相談に臨めば上司も一から考える必要がありません。自分の意見や解決策をもって報告・相談することで信頼は一層増すのです。「蟻の穴から堤も崩れる」という言葉のように大事に発展することになるのです。気になることがあったら勇気をもって相談することです。「便りがないのは無事の知らせ」と言いますが、報告してくれない部下に対しては、なぜ報告してくれないのかと思うのです。
仕事の最終責任を負うのは、上司であり経営のトップなのです。

 

皆さんは「ホウレンソウ」の言葉は良く知っていることでしょう。しかし意識して日々の出来事を上司に報告しているでしょうか。営業の皆さんはお客様から得た情報、仕入担当者はメーカーや商社の情報を上司に上げることが会社の大きな財産に繋がるのです。
上司に報告し相談を密にすることによって仕事がスムーズに運ぶ一方、相談を怠ることによってトラブルに発展する事があります。良い事は一日遅れても、悪い事は一刻も早く報告し相談することです。職場において報告とは、関係者に対し仕事の経過や結果を知らせることです。報告とは主に上司と部下というタテ型のコミュニケーションで、主に同僚や他部署・取引先といったヨコ型のコミュニケーションが連絡です。
報告の一つは上司から指示された仕事の経過・結果を知らせるもので、これは職場において義務としての報告です。もう一つは営業の皆さんがお客様から聞いたことや見たことで気になったことを自発的に知らせること、これは情報の提供としての報告です。情報とは「事情の報せ」というのが本来の意味ですが、私は「情けに報いる」という意味として捉える事も出来るのではないかと感じています。良い情報をいただいた人には、情けに報いることも大切なのではないでしょうか。
業務としての報告は必ずしなければなりません。情報提供としての報告は上司を助け、上司の信頼関係を築く上で大変重要です。私が一週間の出来事や気付いた事をブログに書き、皆さんに発信を続けるのも私の得た情報であり報告です。テレビを観ていて会社の社長・役員が「皆さんに大変ご迷惑を掛けました」と、頭を下げる様子を見かけます。これも情報提供や報告が遅れた事が原因となる場合が多いように感じています。報告の遅れはえてして大きな問題を引き起こすのです。

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