先週は九州博多に本社を置くT社の創立15周年記念ゴルフコンペ並びに記念式典に参加させていただきました。経営者の謙虚な人間性と人柄に触れ、企業が発展するにはトップの経営姿勢にあることを改めて感じました。「身に付けるべきことは何か」を学ぶべき時にしっかり学ばれ、僅か15年の期間に冠たる企業を作り上げられたことに敬意を表す思いです。仕事であれゴルフであれ、自らの「目標達成が出来ないのは何か」を検証する大切さを改めて感じる九州の旅でした。
厳しい時代だからこそ、今何を必要としているのか、なぜこれをやらなければいけないのか、どうすべきかを自ら考え目標設定し、周囲を巻き込み、部下の育成に努め、成果を上げるためには自分がすべきことは何かと、常に意識する習慣を身に付けていただきたいと思います。
5年先のあるべき姿と現状の課題は何か、会社の方針や上司との間で共有した認識がなければ売上達成することも出来ません。会社の課題を自らのものとして考え、周りを巻き込み一丸となって目標達成にむけて挑戦していただきたい。
何事も前向きに捉え努力するところに仕事の喜びがあり人生の幸福に繋がるのです。

昨日のアメリカの出来事が翌日には分かる時代です。政治経済を含め急速な変化に戸惑いを感じる昨今です。高度成長期と違い、勤めていれば給料をいただけるという安易な考えでは、企業の発展を見ることは出来ません。役責に応じ、一人ひとりが自分の役割をしっかり実践していただきたいと感じます。浅学な私が半世紀、多くのお客様に支えられ今日まで無事に過ごすことが出来ているのは、大勢の社員の皆さんの成長と努力のお陰と感謝する思いです。私は個人経営の時代からガラス張り経営に取り組むことを常に意識し仕事をして参りました。お陰で役員、幹部の皆さんの意識も変わり厳しい状況の中にも発展の道を歩んで来ることが出来ました。
企業とは、社会の役に立つために存在していると自覚して仕事を進めましょう。自分一人の都合や利益のために大勢の社員の皆さんが働いているのではないのです。お客様の役に立ち社会に貢献するために会社は存在するのだと意識し、全社一丸となって仕事に取り組むのです。その為には人財育成にもっとも重点を置き、またそれに努めることが重要です。そして、育成する中で時には叱ったり、注意したり、厳しく指導することも必要です。
私達が厳しい難局を乗り切るには、自らの仕事を狭い視野で捉えるのではなく、周囲に対して受身にならず、自分が率先垂範する意識を持って仕事に取り組むことが必要です。「厳しい時は己を成長させる時」とプラス思考に捉え頑張って参りましょう。

落盤事故の直後、ルイス・ウルスアさんは、仲間を一箇所に集め落盤の状況を調べ、自分達は閉じ込められていることを知り、まず食料の配給制を断行し、地上の食料を調達するまで、食いつなぐことを第一に考え行動したことで全員が助かる事が出来たのです。地上と連絡が取れるまでの精神状態は、想像を絶するものがあったことでしょう。
困難に立ち向かった時、ルイス・ウルスアさんが一番困ったことが規律を保ちながら救援を待たなければいけないことです。まず考えたのが民主的な協力体制で全員をコントロールすることです。3つの班に分け、それぞれの班長を任命し、1日24時間を三分割し、仕事班、睡眠班、休憩班と分け交代で過ごすことにして、それぞれの班長が班を統率することが必要と考えて実行したのです。危機感や緊張が高まる厳しい時こそリーダーは方向性を示す必要性があります。そこには信頼、指導力、決断力の大切さを感じます。
地下700メートルから救出された最年長の63歳のマリオゴメスさんは、カプセル、フェニックスから出てくると妻リリネ・ラミネスさんを強く抱きしめ再開を喜び合うと、大地にひざまずいて静かに祈りを捧げたのです。
「人間とは何をもって幸せを感ずるのか」を改めて感ずる思いです。落盤事故に遭遇しなければ夫婦愛の大切さ、家族の絆をどこまで感じることが出来たでしょうか。国際間の協力と協調、文明の進化こそ救出に大きく貢献したのです。

世界が注目するチリ北部のサンホセ鉱山で8月5日に起きた落盤事故で、地下に閉じ込められた作業員33名が、日本時間の14日午前9時55分に全員救出されました。
無事に救出された背景には、33人の最後の一人であるルイス・ウルスアさん54歳の信頼と、人をまとめるリーダーシップがあったのです。ウルスアさんは、6人兄弟の長男で14歳の時に父親を病で亡くし、早くから弟や妹たちの面倒を父親の代わりになって見ていたとの事です。生還劇の立役者となった背景にある指導力は、そのような環境で生まれ育ったからではないでしょうか。ウルスアさんは子供の頃、ジャガイモを洗えと父親によく怒られていたとのことですが、その話を聞き、私も改めて子供の頃を想いだされます。
地上と連絡がつかず過ごした17日間、死と向き合い恐怖心と戦い如何に過ごしていたのか、またわずかな食料を分け合い役割分担をするなど、驚くほど規律を保ち過ごすことが出来たのはウルスアさんのお陰だと言われます。弟のハイメさんは、「兄の根気に脱帽する。兄は家族の中心で私達の心の支えだ」「地中で生き抜いた33人の家族の大黒柱であった」とのことです。奇跡の救出劇を支えた仲間たちに囲まれるのを見ながら涙ぐんだ弟のハイメさんの兄を思う兄弟愛を感じずにはいられません。
今の日本は、親が子供を殺し子供が親を殺す時代です。私達は如何なることがあろうと、このような殺伐とした時代だからこそ皆さんで協力し合い、より良い会社を作り上げて参りましょう。

社長は「社員は愛和の家族の一員である」と申しております。大勢の社員やその家族を守るのは、経営トップの双肩にかかっており責任も重大です。しかし企業経営では、管理職は経営責任の分担を担っていると自覚していただきたい。
全社員の皆さんは「私は一社員だから責任を負う必要はない」という発想では、自らの成長や企業の発展はないと意識していただきたいと思います。また幹部の皆さんにおいては、自分を活かし「部下の成長は自分にある」と心して厳しく育てることが大切です。部下に適切な目標を示し、希望を与えられる責任者でなくては幹部としての役割を果たすことは出来ません。
皆さんの努力は大勢の社員や家族を守ることになるのです。家族を守る為に自分自身の担当の役割を果たしていく上で忘れてはいけないのが、最終的な責任は自分にあると考えることです。そしてその仕事に取り組む姿勢こそが多くの社員の模範となるのです。会社や上司の指示に従っているだけであれば自分の意志や考えることは必要なく、それでは自己の成長もありません。
各々の職場において、会社を良くするためには、現状の中で「どのような改善をすることが可能か」と常にプラス思考で物事をみていく姿勢が大変重要です。そのような視点がなければ社長や上司が納得する提言は出来ません。しかしながら最近は皆さん一人一人の意識の変化を感じます。
皆さんの成長は私の最も喜びでもあります。お互いに声を掛け励まし合って頑張って参りましょう。

 

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