半世紀を振り返り、浅学な私が多くの皆さんに支えられ、今日迄の発展の道を歩んで来ることが出来ましたのも、多くのお客様・社員の協力や努力の賜物です。しかしホール業界は大変厳しい時代を迎えております。
世の中の景気が悪くても、ホール業界は大丈夫と言われた時代もありました。時代も変わり、内外の景気のムードに大きく左右されるのです。しかし私が商売を始めた頃は、金は無い、物は無い、人はいない、無い無いづくめでした。お陰様で発展の道を歩んで来ることが出来たのは、私が心に深く留めていたことがあるからです。それは、お客様の役に立ちたい、人を裏切らない、約束したことは守る、無責任なことは言わない、人の悪口は言わない、相手によって態度を変えない、言われなくてもすべきことはする等を意識して人生を歩んで参りました。
時代も変わり、幹部の皆さんに必要な心得としてトップとパートナー(即ち会社では幹部・家庭にあっては奥さん)は一枚岩であることです。
夫婦であるならば、愛し合うとは二人で見つめ合うことではなく、二人で同じ方向を見て人生を歩むことです。「人を立てれば蔵が建つ、人を立てなければ腹が立つ」人を立てて人生の花を咲かせましょう。会社では会長・社長・役員が一枚岩であることです。目指す方向に対して、社長・役員は一致していることで、お互いに尊敬の念を持っていることです。
組織とはトップと役員がスクラムを組み、価値観を共有し努力することで、社員は安心して上司に付いて行くのです。

 

笑う効用とは、医者に掛からず、お金を必要とせず、健康を保つことが出来るといわれます。その為には笑う風土を作る事が必要です。まず意識的に笑う習慣、笑顔をつくり笑いを意識することで、ネガティブな感情をポジティブに変化させていけると言われます。形は心に入るという言葉のように、歩く姿勢を見ても精神的に悩みや病を持っている人は、うつむき加減で歩く人が多いのです。歩く姿勢にも心掛けが大切で、しっかり10m位先を見て、背筋を伸ばして歩く習慣を身に付けることです。
人間は、内面から何かを変えていくのは難しい場合でも、外面や表情・姿勢・行動から意識的に変えていこうとする事で変わることが出来るのです。厳しい時代、心から笑うことの出来ない環境ではありますが、何事においてもプラス思考に捉え努力することで、笑うことの出来る風土が出来上がっていくのです。職場においては、コミュニケーションを大切に、より良い職場作りに一致団結し合うこと、人を思いやる心を持ち合わせた優しさ、お客様であったり他人の喜びが我が喜びと感じあう風土の中に、笑いは必ず出来上がって行くのです。
心から笑うことが一番の理想ですが、あえて作り笑いをして見ることでも効果があるのです。
人間は笑うと免疫機能ホルモンが活性化されるのです。
ナチュラルキラー細胞が癌を殺してくれると言われます。辛い事・苦しい事もあるでしょうが、しっかり乗り越え楽しい笑いのある人生を作り上げて参りましょう。

日本経済は長い間恵まれた時代が続き、国民全体に危機意識が乏しく、国や人を当てにする風潮が目立つように思われます。私は70歳を過ぎ、皆さんと一緒に健康で働くことの出来る喜びに改めて感謝する思いです。これも親から健康な身体を授かったお陰と思っています。
私の若い頃は、「自己に厳しく他人に寛大たれ」と親から教えを受けて来ました。時代も変わり現在では、一生懸命働けば何一つ不自由のない恵まれた世の中ですが、欠けているのは他人を思いやる優しさ、自己中心で他人に厳しく自己に甘いという社会になっているように思います。
先般、当社の総務のKさんから「私の主人の母が癌と診断され落ち込んでいましたが、笑うことで免疫力を高め癌の進行を遅らせることが出来ると聞いているので、くよくよせず出来るだけ毎日笑って過ごしましょうと勇気付けました。その後母は可能な限り笑って過ごすよう心掛け、一年前には癌の1箇所は無くなり、もう一箇所はがん細胞が進行していない様子で喜んでいます」との話を聞き、皆さんは笑って過ごす時間は少ないと思いますが、過去に拘らず、何事もプラス思考に捉え意識し行動するよう心掛けていただきたい。
皆さん一人ひとりが健康で過ごすには如何にあるべきか、しっかり考える習慣を身に付け実践していただきたい。私も家内の姉さんが癌で大変厳しい状況にありますが、自分が動けなくなってからでは遅いのです。
「後悔先に立たず」と申します。健康で過ごす為の生活習慣を見直すことが大変重要です。

会社という組織はリーダーの存在が大変重要です。戦後六十五年、高度成長期と違い、成熟した社会となり物は溢れ、有りとあらゆる事で恵まれた時代になりました。あらゆる産業は過当競争に陥り組織は、一人の優れた経営者のリーダーシップに頼っているだけでは、将来の発展はないと自覚することです。組織の中では課せられた職責に応じ、様々なリーダーシップを発揮する人が存在することが大変重要です。
当社の今の課題は、社員一人ひとりがトップや上司の指示を待つのではなく、自律し上司から学んだ事を自発的に考え行動に移すことです。周囲の人に良い影響を与える人になる為には、上司やお客様の意見に耳を傾ける努力が必要です。時には部下の意見を取り入れる寛大さも必要です。地位や肩書きだけで部下に対して威張るような幹部であっては、真のリーダーシップを発揮することやチームワークを高める事は出来ません。
リーダーシップとは、行動に対して共鳴し同調し、一丸となって行動することが出来るか否かです。その為には、信頼する部下との考え方の摺り合わせが大切です。孔子の言葉に「もつべき腹心は自分の利、目先の利益に捉われない者であり、目先の利益に一喜一憂する者は必要としてはいけない」とあります。お客様であれば目先の利益に捉われることなく、しっかり見極め、お役に立つことをもっとも喜びとする努力を忘れないでいただきたい。

戦後六十五年を迎えて、日本の政治の混迷は、諸外国から信頼を無くし、経済にも大きな影響を与えている現状です。坂本龍馬は姉に宛てた手紙の中で、「日本を今一度洗濯しなければならない」と書いています。戦後、荒廃した日本を先人の皆さんが汗と涙を流し国民一丸と成り世界に冠たる経済大国日本を作り上げて来たのです。ゆとり教育世代、競争しない学校教育、個性がない、目立たない、基礎学力の低下等を考えると、職場における社会教育の大切さを改めて感ずる思いです。今の日本は、多くの人が希望を失い、欲望を希望にすり替えて生きている殺伐とした世の中に思われます。各々の職場において、多くの人を率いるリーダーの立場にある人は自らの欲望ではなく、夢や希望を与える人とは如何にあるべきかを考え行動に当たっていただきたい。
社長が申している「100年続く企業」を目指すには、身の丈を知り、企業にとっての繁栄の源は理念・夢・希望にこそ、あると認識していただきたい。自分に課せられた役割や職務を果たして行く為には、ひた向きな情熱を持って臨むことが大変重要です。難しい問題にチャレンジして行く努力を怠ってはいけません。
自分自身の働きによって、周りの人達からの信頼感を享受するような風土を全社員一丸となって作り上げる努力こそ当社に必要な課題です。リーダーは、部下に対して明日に向かって一歩踏み出す勇気を与えることが必要と意識し業務に当たっていただきたい。

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